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11月5日、堺カートランドでオールジャパンミニバイクレース第2戦が開催されました。
WirusWinライダー、長谷部選手、木戸選手が出場しましたので紹介させて頂きます。

FN4-50クラスに長谷部選手がエントリー!
バイクはヤマハ ビーノ
予選 1位
決勝 1位


スタートからいつもの様に上手く飛び出るも直ぐに抜かされてしまいます。
余裕をこきすぎていたのか抜かれた勢いでそのまま一気に5位まで転落!
長谷部選手らしくない場面でしたが、気を取り直し追い上げ直後にトップ2台が絡んで転倒!
難なく再びトップに浮上してからはお決まりの展開でそのまま後続引き離し優勝!

FP4stクラスに長谷部選手、木戸選手がエントリー!
バイクは長谷部選手はヤマハ シグナス グリファス
木戸選手はキムコ RACING125FI

FP4stクラス
予選
長谷部選手 2位
木戸選手 8位
決勝
長谷部選手 1位
木戸選手 7位


スタートは様子を見るため2番手につけます。
トップの後ろで様子を見て3周目にトップにたちます。
グリファスはバイクは非常に速いのですが、旋回性が悪いのが難点です。
特に堺カートランドは時計回りで細かいコースでグリファスの速さを活かせません。
今回、長谷部選手は足回りの改善とバンク角の確保でグリファスの弱点を克服する事に成功!
トップにたってからは全く、差し込まれる隙を与えず、優勝!
久しぶりにレース参戦となった木戸選手はスタートで順位を上げます。
最後まで6位争いをしますが、そのまま7位でチェッカーとなりました。


次戦は11月26日、名阪スポーツランドでオールスターがあります。12月2.3日はまるち杯、全国大会です。残り2戦ですが、活躍、楽しみです。

FN4-50Sクラス決勝レースの模様はこちらで観覧できます。

クラス決勝レースの模様はこちらで観覧できます。

2023年10月12日~10月15日、三重県・鈴鹿サー キットにて全日本ロードレース選手権の最終戦が行われました。
尾野選手がJ-GP3クラスに出場しましたので紹介します。


プラクティス

レースウィークは通常より1日早い木曜日からフリー走行が行われました。 

各日30分間の走行が2本設けられ、木曜日、金曜日のフリー走行はドライコ ンディションでセッティングを詰めて行きます。

鈴鹿を走行するのは約1年振りとなり、セッション毎にライディングの改善も進めます。

予選

フリー走行ではタイヤテストも順調に進めることができ、予選に対して不安要素がない状態で予選を迎えることができました。

予選はドライコンディションでスタート!

予選前から想定はしていましたが、開始直後からライバル達のマークがすごく、タイムアタックに入るタイミングが難しい序盤となりました。

セッション序盤、中盤とライバル達との牽制もあり、思うようにタイムが出せない状況でしたが、その中でしっかりとフィーリングを確かめながら走行します。

最後は新品タイヤを装着し、集中してラストアタック!

最後に自己ベストタイムを更新し、4戦連続、今季5度目のポールポジションを獲得!


ウォームアップ

日曜日の大会当日は朝から15分間でWUP走行が開始されました。

 前夜から雨が降り、朝方まで止むことがなく、セッション開始時には止んでいたものの、ウェットコンディションでの走行となりました。

レインタイヤを装着しウォームアップを走りましたが、無理に攻めることはせず、決勝に向けての車両の最終確認程度で走行を終えました。


決勝

決勝は周回数13周で行われました。

路面はハーフウェットでしたがドライタイヤで決勝を戦いました。 

スタートはポールからホールショットを奪い、リスクを負わないペースで周回を重ねます。

尾野選手を先頭に大きなトップ集団になります。

終始抜きつ抜かれつの激しいバトルを繰り広げられる展開となりました。

チャンピオンがかかる尾野選手は絶対に転倒しないように着実に周回を重ねます。

最後は無事に3位でゴールし、3年連続のシリーズチャンピオン獲得となりました。


表彰式

今回は3年連続のシリーズチャンピオンを賭けた大事な一戦となりました。

前戦の岡山大会ではトップ独走中に転倒し、チャンピオンを決めきれなかった為、今大会はチャンピオン獲得を最優先に考え、レースに挑みました。

決勝は完走を第一に考え、マージンを取りながらレースを戦い最後は3位表彰台で締めくくり、無事に三連覇を達成することができました。

今季は5回のポールと4勝を挙げ、この3年間では一番の成績となりました。

尾野選手!チャンピオンおめでとう!

来季も活躍、期待したいです。

尾野選手の来季情報分かりましたらまた報告さて頂きます。

今後も応援、よろしくお願い致します。


全日本ロードレース選手権の模様はこちらで観覧できます。

2023年10月12日~10月15日、三重県・鈴鹿サー キットにて全日本ロードレース選手権の最終戦が行われました。
南本選手がST600クラスにスポット参戦しましたので紹介します。


南本選手、アジアロードレース選手権の残り2戦に向けて、使用する タイヤメーカーが違いますが、600ccでのレース感を維持するためのトレーニング参戦しました。


フリー走行

2日間で4回のフリー走行が行われましたが、タイヤの違いはかなり大きいです。

アジア選手権でのダンロップタイヤの感覚を無くさないように、ダンロップタイヤに見合った走らせ方、セットアップの詰め方でセッションを進めていきます。

そのような走らせ方でも常にトップ3タイムは刻めており、ライディング面ではスキルアップを実感します。


予選

予選では、新品タイヤからの1発アタックを試みます。

思った以上のタイムを刻め2番グリッドを獲得に成功!

その後はレースを想定して周回をしましたが、かなりいいアベレージで走ることができレースに向けて自信のついた予選セッションとなりました。


決勝

路面コンディションは思った以上に悪く、さらには風が強いというコンディションの決勝となりました。

スタートを上手く決めトップに立ちます。

プランでは常時トップに立つ走りで、後半ペースを上げる予定でしたが、レースが始まると向かい風が強くストレートではスリップにつかれるとタイムも伸びず大混戦のレースとなりました。

また風が強い中ではブレーキングも厳しく、苦しい状況となってしまいました。

それでも南本選手は強い気持ちで常にトップに出て走ることを心掛けレースを進めていきます。

ラスト4ラップほどで後ろと差が付き逃げ切る準備をしましたが思った以上にタイヤコントロールが難しく逃げ切ることができません。

ラスト2ラップで2位選手とのマッチレースとなりましたが、最後のシケイン勝負に持ち込むほどのスタビリティもなく、揃って転倒の恐れもあったため、手前の130Rをトップで通過したいと考えます。

ラストラップ!130R侵入で勝負に出ましたが、向かい風のせいもありスリップストリームが想像以上に効き、止まり切れずオーバーラン!

その後もリズムを崩し大きく順位を落とし最後は5位でチェッカーとなりました。


南本選手、レース中はほとんどトップで走行していたこともあり、これほどスリップが効くとは思ってもおらず、完全に失敗したとの事でした。

 結果的には優勝を逃しましたが、レースのほとんどをトップで牽引し、今までにやったことのないような展開のレースをすることができました。

今回の強い走りは必ずアジア選手権に活きてくる筈です。

南本選手にとってまた一つ引き出しが増やせたと思います。

この調子で次戦、11月4、5日のアジアロードレース選手権、中国ラウンドの活躍期待したいです。


全日本ロードレース選手権の模様はこちらで観覧できます。

2023年9月22日~9月24日、岡山県・岡山国際サーキットにて全日本ロードレース選手権の第7戦(J-GP3クラスは第5戦)が行われました。

尾野選手がJ-GP3クラスに出場しましたので紹介します。

プラクティス

初日は午前中が30分間。午後が40分間のフリー走行がおこなわれました。

曇り空の中、時には小雨が降 る場面もありましたが、両セッション共にドライコンディションでの走行ができました。

 午後のセッションのタイムアタックでは昨年記録したコースレコードを-0.017秒更新!

予選に向けてポジティブなプラクティスとなりました。


予選

ドライコンディショ ンで予選を迎えます。

予選は40分間でおこなわれました。

コースイン1周目にシフタートラブルが発生!

セッション中盤までトラブルの改善に時間を要します。

タイムアタックを開始できたのは残り時間20分くらいでしたが早々に トップタイムをマーク!

残り10分のところで前後新品タイヤを装着し渾身のアタックで更にコースレコードを-0.327秒更新!

今季4度目のポールポジションを獲得します。


ウォームアップ

予選で発生したシフタートラブルですが、WUP走行でもセッション開始すぐにも発生!

ピットインしてシフトペダルの位置調整等をおこない、その後はセッショ ン終了まで周回を重ねます。

タイヤやサスペンションのフィーリングは良く、アベレージタイムも問題無しただ、シフトダウン時のフィーリングが悪く、いつも通りのシフトダウンが難しい状況でした。

トップタイムでセッションを終えることができましたがシフトの件だけは最後まで不安が残りました。


ピットウオークでは尾野選手のピット前は行列です。大人気です。

決勝

19周の決勝はドライコンディションでポールポジションから好スタートを切り、 ホールショットを奪ういます。

3周目に決勝レースの全体ファステストラップを記録し序盤から後続を引き離す理想のレース展開!

安定した早いペースで周回し独走状態を築いていきます。

しかし問題を抱えていたシフトダウン時のネガティブ要素が徐々出てきました。

ペースをキープするのが難しくなっていた矢先の9周目のコーナー進入でで転倒してしまいます。

再スタートは難しく悔しいリタイアとなりました。

尾野選手にとって今大会はシリーズチャンピオンが賭かった大会でした。

独走状態での転倒リタイアは非常に悔しい結果だったと思います。

チャンピオン獲得は持ち越しとなりましたが最終戦できっちり決めてくれる筈です。

シリーズタイトル3連覇獲得へ向け、残り1戦、鈴鹿大会楽しみです。

応援、よろしくお願い致します。


全日本ロードレース選手権はこちらで観覧できます。

2023年9月1日~9月3日、大分県・オートポリスサーキットにて全日本ロードレース選手権の第6戦(J-GP3クラスは第4戦)が行われました。

尾野選手がJ-GP3クラスに出場しましたので紹介します。


プラクティス

35分間のフリー走行が午前と午後で2回おこなわれました。

両セッション共に小雨が降っている中でのセッションとなり、レインタイヤを装着するほどの路面コンディションではありませんでしたが、ドライタイヤで完全にプッシュするまでには至りませんでした。

初日は不安定な天候でしたが安全なマージンを取り、 確認できる作業をこなしました。

両セッション共にトップタイムでした。


予選

今大会は20分間のみと非常に短い予選となりました。

タイムアタック3周目にとりあえず目標タイムに入れます。

金曜日から少しトラブルを抱えた状態で、本来であればセッション終盤に新品タイヤを履いてタイムアタックをするのですが、今回はタイヤ交換無しででセッションを通しました。

結果は見事、今季3度目のポールポジション獲得!


ウォームアップ

レースウィークを通して日曜日が一番天気が良く、朝から快晴のドライコンディ ションとなりました。

初日から違和感があったトラブルもチームの懸命な原因追究により解消されました。

しかし路面温度の変化でタイヤのフィーリングが変わり、決勝に向けてタイヤ選択が難しくなりそうです。


決勝

14周のドライコンディションでポールポジションから好スタートを切ります。

 序盤は2周目に自己ベストタイムを出し順調と思われましたが、その後はペースを上げる事ができません。

接戦の展開となり「抜かれたら抜き返す」という戦略で4台による激しいバトルを繰り広げながらのレース運びとなりました。

最終ラップの後半では更に抜きつ抜かれつの攻防が激しくなり最後はチェッカーライン直前で抜き返し、尾野選手が優勝を勝ち取りました!


表彰

今大会は全セッショントップで今季4勝目、開幕から怒涛の4連勝です。

オートポリスでは3年連続優勝となりました。

全戦優勝も見えてきました。この調子で残り2戦もお願いします。


全日本ロードレース選手権はこちらで観覧できます。