4月14-16日、アメリカ テキサス州オースティンにあるCircuit Of The Americasでロードレース世界選手権MotoGP第3戦アメリカGPが行われました。
第2戦の活躍が評価され引き続き南本選手がMoto2クラスへの出場となりましたので紹介します。
プラクティス1.2.3!
今回のコースはMotoGP全21戦のうちでも最も難しいとされているコース!
コーナー数が20個あるロングトラックです。
激しいアップダウンにブラインドコーナー、特に厄介なのが路面のうねり、バンプ!
コースを覚えることで精一杯で、非常に軽い車体で乗車位置が高いMoto2マシンをバンピ―なコースでどのようにして暴れるのを抑え込めばいいのか必死です。
セッティングは一切触ることなく、周回毎にチャレンジしますが、毎周同じ場所を通る事も難しく最後まで全く攻略できずじまいでした。
予選!
少しずつラップタイムも向上し予選でも2秒短縮しましたがトップとは5秒程離れかなり大きな差です。
予選結果は29位!
最後列からのスタートとなりました。
しかし、着実に走行毎に良くはなっていて、予選後に初めてチーフエンジニアにセッティングの提案をしてみます。
決勝!
スタートを上手く決め2つポジションを上げます。
なんとかついていきたかったのですが、変更したセッティングが悪い方向になってしまった点に加えて風がとても強く、すぐに単独での走行となってしまいます。
ラップタイムもベストより遅く内容としてはダメなレースをしてしまいました。
最終的な順位は転倒者が出た事で23位でとなりました。
今回は難しいコース、まだまだ慣れないMoto2バイク、決勝レースの強い風と、まったく対応できないまま終わってしまいました。
他のライダーは風が非常に強いなど、コンディションが悪くてもすぐにアジャストし速いラップタイムでレースをやっていました。
世界レベルを痛感しました。
経験がまだまだ少ないのは事実ですが、もっと考え方を変えて挑まないといけないと強く感じた今回のGPでした。
次戦は南本選手!更にこのまま第4戦のスペインGPにも参戦する事が決定しました。
引き続き応援、よろしくお願いします。