月別アーカイブ:2023 4月

4月14-16日、アメリカ テキサス州オースティンにあるCircuit Of The Americasでロードレース世界選手権MotoGP第3戦アメリカGPが行われました。

第2戦の活躍が評価され引き続き南本選手がMoto2クラスへの出場となりましたので紹介します。


プラクティス1.2.3!

今回のコースはMotoGP全21戦のうちでも最も難しいとされているコース!

コーナー数が20個あるロングトラックです。

激しいアップダウンにブラインドコーナー、特に厄介なのが路面のうねり、バンプ!

コースを覚えることで精一杯で、非常に軽い車体で乗車位置が高いMoto2マシンをバンピ―なコースでどのようにして暴れるのを抑え込めばいいのか必死です。

セッティングは一切触ることなく、周回毎にチャレンジしますが、毎周同じ場所を通る事も難しく最後まで全く攻略できずじまいでした。


予選!

少しずつラップタイムも向上し予選でも2秒短縮しましたがトップとは5秒程離れかなり大きな差です。

予選結果は29位!

最後列からのスタートとなりました。

しかし、着実に走行毎に良くはなっていて、予選後に初めてチーフエンジニアにセッティングの提案をしてみます。


決勝!

スタートを上手く決め2つポジションを上げます。

なんとかついていきたかったのですが、変更したセッティングが悪い方向になってしまった点に加えて風がとても強く、すぐに単独での走行となってしまいます。

ラップタイムもベストより遅く内容としてはダメなレースをしてしまいました。

最終的な順位は転倒者が出た事で23位でとなりました。


今回は難しいコース、まだまだ慣れないMoto2バイク、決勝レースの強い風と、まったく対応できないまま終わってしまいました。

他のライダーは風が非常に強いなど、コンディションが悪くてもすぐにアジャストし速いラップタイムでレースをやっていました。

世界レベルを痛感しました。

経験がまだまだ少ないのは事実ですが、もっと考え方を変えて挑まないといけないと強く感じた今回のGPでした。

次戦は南本選手!更にこのまま第4戦のスペインGPにも参戦する事が決定しました。

引き続き応援、よろしくお願いします。

2023年4月16日(日)、近畿スポーツランドロードレースシリーズ m-tech杯 第1戦が開催されました。
WirusWinライダー!民谷選手、木戸選手が出場しましたので紹介させて頂きます。


SN50クラス、FN4&FPクラスに民谷選手がエントリー!
SN50クラス予選!
5位 バイクはスズキ レッツ4

SN50クラスに木戸選手がエントリー!
SN50クラス予選!
2位 バイクはYAMAHA JOG

FN4&FPクラス予選!
2位 バイクはスズキ アドレスV125

SN50クラス決勝!
民谷選手 7位

スタートから集団に飲み込まれ、順位を落とします。

バイクが遅く中々、前に出れずそのままチェッカー!


木戸選手 5位

木戸選手もスタートで呑まれ6番手
序盤に5番手に上がり、終盤まで4番手と何度か順位を入れ替えますが
仕留めきれず5位でチェッカー!

FN4&FPクラス決勝!

民谷選手 4位

予選は僅かなタイム差で2位となった民谷選手!

スタートで出遅れるもすぐに2番手に上がり、トップを追いかけます。

徐々にトップとの差が縮まる展開でしたが、痛恨の転倒!

順位を落としてしまい4番手でチェッカー!

SN50クラス決勝レースの模様はこちらで観覧できます。


FN4&FPクラス決勝レースの模様はこちらで観覧できます。

3月31日、4月1-2日、アルゼンチンにあるTermas de Rio Hondo (4.806km)でロードレース世界選手権MotoGP第2戦アルゼンチン大会が行われました。
急遽、代役で南本選手に白羽の矢がたちMoto2クラスへの出場となりましたので紹介します。

南本選手にとってMotoGP参戦は子供のころからの夢でもありました。

代役という形ですが、非常に嬉しい機会となりました。
参戦チームはVR46Mastercampになります。
アルゼンチンのコースは初めてで、Moto2バイクに乗るのも初めの南本選手!

世界トップライダーが集まる場所で、素晴らしい経験と楽しむことを1番に望みます。

プラクティス!

周回を重ねるため、雨がぱらついたりと微妙なコンディションでしたがそれでも慣れるためにとにかく走ります。

全ての環境がレベルが高く1周1周が勉強になり、楽しく走れた初日でした。

初めてのMoto2バイクは正直こんなバイクでレースしてるのか、と思うほど乗りづらく、普段乗っているR1やR6とは全くと言っていいほど別のバイクでした。

2日目は夜中の雨が残りハーフウェットでのプラクティス、思い切り走ることはできませんでしたがとにかく理解を深めるために30分ノンストップで走り切ります。

結果としては総合の順位は29番手で最下位でした。

最下位は覚悟していましたが、フリーを走るごとに トップとの差は縮まり徐々に慣れていきます。

予選!

全然時間が足りない中での予選。

予選アタックでしたが、予選とは思わずフリーだと思ってとにかく走ります。

予選結果は27位!

トップとの差は2.5秒と少しずつは縮まってきました。

まだまだ何も分からないといったような状況で決勝レースを迎えます。

決勝!

決勝はウェットレースとなりました。

スタート直後から勝負をかけます。

雨ならまだチャンスがあるかもしれないと思った通り恵みの雨でした。

スタートを上手く決め一気に順位を上げていきます。

思った以上に周りのペースが遅く、1周目には13台抜きで13番手に!

2周目には11番手まで順位を上げます。

しかし中盤以降は周りのペースが上がり順位を落としていきます。

最後は20位で初のGPレースを終え見事走り切りました。


初めて尽くしでコテンパンにされて当然のことですが、しっかりレースができ完走したことは自信になったと思います。

今回の代役参戦から多くの経験値を得られ、次はレギュラーライダーとして走って欲しいです。
今回の走りが評価され、次戦4月16日のアメリカズGPにも引き続き代役参戦する事が決定しました。

もう1戦、南本選手が世界選手権を走る姿が見れます。

2023年3月30日~4月2日、栃木県・モビリティリゾート もてぎにて全日本ロードレース選手権の開幕戦が行われました。

尾野選手がJ-GP3クラスに出場しましたので紹介します。

昨年、J-GP3クラスで2連覇を達成した尾野選手、今年は3連覇に向けシーズンがスタートしました。

プラクティス!

金曜日と合わせて予選までに30分間×計4本の走行ができました。

ドライコンディションでの走行となりました。

タイヤテストと車体のセットアップを進めながら、 限られた走行時間を効的に使えたプラクティスとなりました。

予選!

今シーズン最初の予選。

ドライコンディションの中、行われました。 

タイヤ、セットアップ、ライディング、全ての要素において順調とは言えませんでしたが、焦りは無くリラックスして挑みます。

セッション中盤にあっさりトップタイムを出し、そのままタイムを更新される ことなく、開幕戦のポールポジション獲得!

ウォームアップ!

大会当日はレースウィークで最も早い8時からWUP走行が開始となりました。

 予選でようやく色々な要素が良い方向に向かい、走行毎に良い手応えを感じる尾野選手!

ウォームアップ走行で決勝を想定してスタートからチェッカーまで全力で走行します。

予選同等のタイムを記録でき、計測はされて無い中、最終ラップにコースレコードを記録しました。

ピットウォーク!

尾野選手の前には沢山の人だかりが!

大勢の観客で盛り上がっています。

決勝!

決勝は18周回のドライコンディションでスタートしました。

スタートはホールショットを決め、レース序盤は周回毎にタイムを上げていきます。

後続とも差を広げ、レース中盤からは後続との差をサインボードで確認しながら、集中して周回して行きます。

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最後まで集中力を切らすことなく、2位に約14秒差という大差をつけ優勝!

表彰式!

開幕戦をポールトゥーウィンという最高の結果で終えました。 

決勝レースでは他を圧倒する速さでした。

昨年は開幕戦で途切れてしまった「全戦全勝」という記録達成への可能性も繋ぐことができました。

若手選手もどんどん速くなってきているので、気を引き締めて次戦以降も挑んでいきます。

約一ヶ月半のインターバルを使い、更に「速く」・「強く」なる準備を進めます。


全日本ロードレース選手権はこちらで観覧できます。

2023年、一発目のレポートになります。

3月24-26日、タイ・ブリラムにあるチャーンインターナショナルサーキットでアジアロードレース選手権(ARRC)の開幕戦が行われました。

南本宗一郎選手が出場しましたので紹介します。

今年、南本宗一郎選手は念願のヤマハ専属ライダーとなりました。
主戦場もアジアとなりチームYAMAHA GEN BLU RACING TEAM ASEANからSS600クラスに参戦します。

バイク、レーシングスーツもヤマハライダーとなった事で見慣れたイエローカラーでは無くヤマハブルーがメインとなりました。

2年ぶりの600cc、6年ぶりのブリラムのサーキット、まずは慣れて感覚を取り戻していきます。

チームスタッフのおかげもありセッションを追うごとに良くはなっていきます。

しかしセッティングやらで完璧に600ccの走らせ方の感覚を取り戻すには時間がたりませんでした。

フリープラクティス

金曜日にはフリープラクティスが3度行われました。

アジアのライダーはなかなかプラクティスで後ろにつかせてくれず、走り方やセッティ ングの方向性のきっかけを見出すのが難しいです。

メカニックたちと話し、土曜の予選 とレース1は大きくは振らず、南本選手なりの戦い方で挑みます。

予選

予選用タイヤを履いてタイミングを見極めうまくタイムを出せるかがポイントです。

予選用タイヤの寿命は計測2周のみで非常に神経を使います。

南本選手、上手く集団に入ることができず思ったようなアタックができず予選は9番手!

今回の予選は次戦に向けてタイミングなどの勉強となりました。

レース1

9番グリッドから好スタートを決め一気に5番手まで上げます。

さらにポジションをあげ3番手で走行します。

中盤に差し掛かり7番手まで後退しますが、ファイナルラップで順位を上げ6位でチェッカーとなりました。

レース2

今回も好スタートを決め6番手1コーナーへ入ります。

1周目で4番手まで、2周目には3番手に上がり逃げるトップ2台を追いかけます。

ファステストラップを出しながらトップに追いつき2番手に上がります。

終盤に入りリズムが合わなくなり3位争いの展開になります。

最後は上手くペースコントロールをし、ラスト2ラップでペースを上げそのまま逃げ切り3位でチェッカーとなりました。

表彰式

2年ぶりの600ccで新しい環境での開幕戦を表彰台獲得で締めれたのは良かったです。

ベースのセッティングも出てライダーも十分に戦えるという自信がついたと思います。

次戦マレーシアではトップ争いを期待したいです。

レース1はこちらで観覧できます。

https://www.youtube.com/watch?v=6lMynJzd-W4

レース2はこちらで観覧できます。

https://www.youtube.com/watch?v=xyW4DlN3cO0&t=21074s