2021年 6月 26日 土曜日
6月18日~6月20日、2021MFJ全日本ロードレース選手権第4戦が茨城県.筑波サーキットにて開催されました。
南本宗一郎選手がST1000クラスに出場しましたので紹介します。
今大会は、土曜日にレース1、日曜日にレース2と、2ヒート開催となり、シーズンも折り返しを迎え、
チャンピオンシップにとても重要な大会となります。
レースウィーク金曜日の走行はしっかりアベレージタイムは刻めており、
ドライでは自信をもってレースに臨めそうな南本選手!
ST1000クラス予選
迎えた土曜日は雨!
雨でも自信はあった南本選手ですが、筑波サーキットの雨に車体が全く合わず、大苦戦の予選となってしまいました。
何度もピットインしてアジャストを行いますが、真面にアタックをする間もなく終わってしまいました。
結果は13位!
狭く抜きどころの少ない筑波サーキットでのこの予選順位は非常に厳しいものとなりました。
ST1000クラスレース1
予選後にすぐに行われるレース1!
予選直後からセットアップの話し合いをし、マシンの調整をしてレース1へ挑むことになりました。
サイティングラップで変更した車体を確認し、グリッドに着きます。
予選時よりかなり雨量が多い中、スタート!
直後から転倒が発生し即座に赤旗中断となりました。
再スタートは1周目に 6番手まで順位を上げることに成功!
その後、5番手の選手をなかなか抜くことが出来ず、抜いた時には単独5番手!
最後までしっかり集中し5位でチェッカーとなりました。
予選の苦戦を考えれば、最低限の仕事は出来たレース1となりました。
ST1000クラスレース2
レース2は予選セカンドタイムの採用で12番グリッドからのスタートです。
スタートを無難に決め、直ぐに2台をパスし、1周目は9番手に付けます。
そこからは1周1台のペースでポジションを上げていき、6番手まで上がります。
5番手のライダーをパスするのに少してこずりますが、そこからはペースを上げ、
レース終盤に差し掛かるところで2位争いに追いつき4台での集団となります。
ペースに余裕はありましたが、なかなか前に出ることが出来ずにいましたが、4番手のライダーが転倒!
4番手に順位を上げ、表彰台を目指しペースアップを図ろうとしたところで赤旗となり
そのままレース成立、終了となってしまいました。
16周時点での結果が採用となり、レース1に続き、5位となりました。
前戦のSUGOに続き、表彰台を十分に狙えたレースだっただけに非常に悔しいレースとなってしまいました。
今後の課題は予選順位となります。
レースでは、十分にトップ争いが出来る実力がありますので。
ランキングはトップと17点差の5位でシーズンを折り返しとなります。
次戦は地元の鈴鹿サーキットです。
ST600では一昨年、昨年と2年連続優勝していますので今年も3年連続で優勝してほしいです。
引き続き応援、よろしくお願い致します。
全日本ロードレース選手権の模様はこちらで観覧できます。
2021年 6月 25日 金曜日
6月18日~6月20日、2021MFJ全日本ロードレース選手権第4戦が茨城県.筑波サーキットにて開催されました。
尾野弘樹選手がJ-GP3クラスに参戦しましたので紹介させて頂きます。
今大会の筑波ラウンドは2レース制の開催となり、シリーズ戦を大きく左右する一戦です。
ウィーク初日のフリープラクティスでは両セッション共にマシンのセットアップとタイヤの確認作業を実施し
午後のFP2でのフィーリングも悪くなく初日の総合トップタイムで終えます。
J-GP3クラス予選
土曜日の予選セッションは予報通り朝から雨!
ウェットコンディションでの予選となりました。
今大会は2レース制の為、予選のベストタイムがレース1のスターティンググリッドとなり、
セカンドベストタイムがレース2のスターティンググリッドとなります。
セッション終盤でようやくペースを上げる尾野選手!
ラストラップに2番手までに浮上、レース1は2番手スタートとなり、セカンドタイムでは4番手タイムとなりました。
J-GP3クラス決勝レース1
レース1の決勝は予選の後の午後から、ウェットコンディションの中、20周で行われました。
2番手グリッドからスタートは序盤からトップのペースについていくのが厳しい状況!
6周目には4番手まで順位を落とします。
2位争いが接近している、コーナー立ち上がりで前者が尾野選手の目の前でハイサイド!
避けきれずに乗り上げてしまう形で転倒となります。
マシンの損傷している部分がありましたが、すぐに再スタートでレースに復帰しますが、24位でのフィニッシュとなりました。
レース1はノーポイントとなり非常に悔しい結果となりました。
J-GP3クラス決勝レース2
日曜日の朝のウォームアップ走行ではウェットパッチが残る中、ドライタイヤで走行しトップタイムで終えます。
レース2の決勝は20周でドライコンディションの中で行われました。
4番手グリッドからスタートし1コーナーで3番手に浮上!
更にヘアピン進入で2番手に浮上します。
しかしこの時点で既にトップとの差が僅かに開いています。
全力でプッシュをかけますが、周回毎にトップとの差が僅かに広がる苦しいレース展開!
最後まで単独2番手の走行となりそのままチェッカー!
J-GP3クラス表彰式
今大会は2レース開催ということでシリーズ戦において非常に大事なレースして臨んだ尾野選手!
テストから流れも悪くなく、レースウィーク初日もトップタイムで終えることができましたが、
予選とレース1でのウェットコンディションから少しずつ歯車が噛み合わなくなりました。
今シーズン一番悔しいレース内容となってしまいました。
今回、チャンピオンシップを考えると厳しい状況下となってしまいましが、
しかしシーズン最後まで何が起こるか解らないので、最後まで諦めることなく、残り3戦しっかりと戦ってくれます。
次戦はホームコースの三重県・鈴鹿サーキット!
挽回に期待します。
応援、よろしくお願い致します。
全日本ロードレース選手権の模様はこちらで観覧できます。
https://youtu.be/YG5siuAD65E