月別アーカイブ:2024 4月

4月20.21日と台湾の安定サーキットで台湾TSR選手権が開催されました。
WirusWinライダーの長谷部選手が出場しましたので紹介させて頂きます。

長谷部選手、今年一発目のレースは台湾からになります。

2024年から所属チームもSxAxS RACING TEAMに変わり新体制で挑みます。

レーシングスーツも派手派手カラーになりました。

今回も125Aクラスに出場します。

バイクは台湾メーカーで有名なSymのJET Sです。


予選

優勝候補の長谷部選手はかなり警戒されているので予選でも誰も合わして貰えず、単独走行となり6番グリッドとなりました。

決勝

無難にスタートを決め強引に順位を上げ5位で周回を重ねます。

上位のマシンはとても速く長谷部選手も必死に喰らいつきます。

中盤辺りでペースの落ちてきた4位の選手を抜き順位を4位にあげます。

その後は体力の消耗もあり、何とか4位をキープしてフィニッシュとなりました。

表彰式

新体制という事もあり、バイクの仕上がりがまだ完璧ではありませんでした。

次戦までの改善点も見つかり今後の巻き返しに期待です。

台湾TSR選手権、レースの模様はこちらで観覧できます。

2024年4月11日(木)~4月14日(日)、栃木県・モビリティリゾート もてぎにて全日本ロードレース選手権の開幕戦が行われました。
尾野選手がJ-GP3クラスに出場しましたので紹介します。
昨年、J-GP3クラスで3連覇を達成した尾野選手、今年は全戦全勝で4連覇達成を目指します。

プラクティス

4月とは思えない暖かさで天候に恵まれたレースウィークとなりました。

木曜日から練習走行が設けられ、両日合わせて30分間×計4本の走行は終始ドライコンディションで行われました。

しかしアジア選手権で負傷した身体の痛みに耐えながらの走行となりマシンのセットアップやタイヤ選択等にも苦しみ、とても厳しい2日間となりました。

予選

フリー走行での悪い流れを変えようと、心機一転気持ちを切り替えて臨んだ予選でしたが、色んなことがうまく噛み合わず、非常に厳しい予選となりました。

ドライコンディションの中、30分間のセッションでスタートしました。

序盤からトラブルに見舞われるなど理想の予選とはならず、セッション終盤まで下位に沈んでいる状況です。

残り10分でラストアタックに入りましたが、フィーリングが合わず、攻めきることができません。

なんとか最終ラップに予選のベストタイムを記録し、セカンドロー6番手で予選を終了!尾野選手とっては悔しい4年目のシーズンにして過去ワーストグリッドとなりました。

トップとの差も大きく決勝に向けては良くない予選となりました。

ウォームアップ

予選後にチームと話し合いを進め、セッティング変更を決断します。

更にライディングについても見直しをかけてセッションに臨みました。

 予選までは多くの不安を抱えながらの走行が続いておりましたが、ウォームアップでは嫌なフィーリングは解消され、予選よりも良いタイム記録します。

トップタイムでセッションを終え決勝前にしてようや く良い方向に向かいます。

決勝でどうにか勝負ができる明るい兆しが見えたウォームアップとなりました。

決勝

決勝は18周回、ドライコンディションで行われました。

尾野選手、このクラスに参戦を開始してから初めてのセカンドローからのスタートとなりましたが一気に2番手までポジションを上げます。

更にオープニングラップでトップに浮上し序盤から5台によるトップグループの形勢しながらの周回となりました。

集団の中でタイヤを温存しながらレース終盤に備えていましたが、想定よりもタイヤが厳しい状況となります。

ラストラップ暴れるマシンを何とかコントロールしトップ争いしますが、最後は順位を落とし悔しい4位でのチェッカーとなりました。

J-GP3クラス参戦4年目となる今シーズンこそ、全戦全勝達成を目標として臨んだ開幕戦でしたが、非常に厳しく苦しい一戦となりました。

怪我の影響で本来のライディングが発揮できず、予選を終えた時点では絶望的な状況でした。

ウォームアップセッションでようやく良いフィーリングを手に入れ決勝は最後までトップ争いができる状況にまでもってこれたのは良かったです。

次戦以降のレースでの巻き返しに期待します。

身体を万全にした王者のレースを見たいです。
応援、よろしくお願い致します。

全日本ロードレース選手権はこちらで観覧できます。