2023年10月12日~10月15日、三重県・鈴鹿サー キットにて全日本ロードレース選手権の最終戦が行われました。
尾野選手がJ-GP3クラスに出場しましたので紹介します。
プラクティス
レースウィークは通常より1日早い木曜日からフリー走行が行われました。
各日30分間の走行が2本設けられ、木曜日、金曜日のフリー走行はドライコ ンディションでセッティングを詰めて行きます。
鈴鹿を走行するのは約1年振りとなり、セッション毎にライディングの改善も進めます。
予選
フリー走行ではタイヤテストも順調に進めることができ、予選に対して不安要素がない状態で予選を迎えることができました。
予選はドライコンディションでスタート!
予選前から想定はしていましたが、開始直後からライバル達のマークがすごく、タイムアタックに入るタイミングが難しい序盤となりました。
セッション序盤、中盤とライバル達との牽制もあり、思うようにタイムが出せない状況でしたが、その中でしっかりとフィーリングを確かめながら走行します。
最後は新品タイヤを装着し、集中してラストアタック!
最後に自己ベストタイムを更新し、4戦連続、今季5度目のポールポジションを獲得!
ウォームアップ
日曜日の大会当日は朝から15分間でWUP走行が開始されました。
前夜から雨が降り、朝方まで止むことがなく、セッション開始時には止んでいたものの、ウェットコンディションでの走行となりました。
レインタイヤを装着しウォームアップを走りましたが、無理に攻めることはせず、決勝に向けての車両の最終確認程度で走行を終えました。
決勝
決勝は周回数13周で行われました。
路面はハーフウェットでしたがドライタイヤで決勝を戦いました。
スタートはポールからホールショットを奪い、リスクを負わないペースで周回を重ねます。
尾野選手を先頭に大きなトップ集団になります。
終始抜きつ抜かれつの激しいバトルを繰り広げられる展開となりました。
チャンピオンがかかる尾野選手は絶対に転倒しないように着実に周回を重ねます。
最後は無事に3位でゴールし、3年連続のシリーズチャンピオン獲得となりました。
表彰式
今回は3年連続のシリーズチャンピオンを賭けた大事な一戦となりました。
前戦の岡山大会ではトップ独走中に転倒し、チャンピオンを決めきれなかった為、今大会はチャンピオン獲得を最優先に考え、レースに挑みました。
決勝は完走を第一に考え、マージンを取りながらレースを戦い最後は3位表彰台で締めくくり、無事に三連覇を達成することができました。
今季は5回のポールと4勝を挙げ、この3年間では一番の成績となりました。
尾野選手!チャンピオンおめでとう!
来季も活躍、期待したいです。
尾野選手の来季情報分かりましたらまた報告さて頂きます。
今後も応援、よろしくお願い致します。
全日本ロードレース選手権の模様はこちらで観覧できます。