2021年 5月 31日 月曜日
5月22.23日、宮城県.スポーツランドSUGOで全日本ロードレース選手権、第3戦が行われました。
南本宗一郎選手がST1000クラスに出場しましたので紹介します。
事前テストから調子が良く、順調にセットアップを進めます。
開幕前の怪我の状況も良好な南本選手、自信をもってレースウイークに入りました。
レースウイークは天候に恵まれず、金曜日のフリー走行は1回目は雨の中行われました。
2回目は霧が発生したために視界不良となりキャンセルとなりました。
1回目のフリー走行がST1000での初のWETでの走行となりましたが、特段問題なく走らせることができ、
レインタイヤへの信頼も 得られ良いセッションとなりました。
7番手で初日を終えました。
ST1000クラス予選!
当日は雨が降ったり止んだりと中途半端な天候でしたが、ST1000クラス予選前には雨が止みます。
所々路面が乾いてくるという難しい中での予選セッションとなりました。
タイヤ選択が分かれる中、南本選手を含めたほとんどのライダーがスリックタイヤを選択!
徐々に乾いてくる路面を読み取りながらアタックをしていきす。
ラスト2周辺りでアタックを仕掛けていこうと考えていましたが、マシントラブルが発生!
ラスト5分でマシンが止まってしまいます。
そのままラストアタックが出来ないまま予選は終わり、結果は11番手となりました。
ST1000クラス ウォームアップ!
マシントラブルに関しては、予選後に修復完了!
決勝日は、ようやく天候が回復傾向になりました。
朝のウォームアップ走行は予選同様ハーフウェット!
レースに向けて変更点をあぶり出し、決勝レースへ挑みます。
ST1000クラス決勝!
スタートは無難に決め11番手で周回します。
直ぐに2台をパスし9番手に浮上、その後は毎周1台ずつパスして行き6番手まで上がりトップグループに加わわります。
レース中盤以降はトップグループの1台に転倒があり、4台での2位争いとなります。
何度か3位に上がりますが、ホームストレートで抜き返されるという展開!
そのままラストラップに入ります。
最後の勝負を仕掛けようとするもバランスを崩してしまい、勝負はできないまま4位でチェッカーとなりました。
ペースが良かっただけに、表彰台を狙えるレースでした。
予選でのトラブルで後ろからの追い上げのレースとなってしまいましたが、トップグループまで挽回し、レースが出来たことは良かったと思います。
ランキングは2戦終了時点で、トップ2選手とは差がありますが、3位です。
次戦は筑波での2ヒートレースです。
ランキングにもとても重要なレースとなります。
引き続き応援、よろしくお願い致します。
全日本ロードレース選手権開幕戦の模様はこちらで観覧できます。
2021年 5月 29日 土曜日
5月21日~5月23日、2021MFJ全日本ロードレース選手権第3戦が宮城県.スポーツランドSUGOにて開催されました。
尾野弘樹選手がJ-GP3クラスに参戦しましたので紹介させて頂きます。
尾野選手、一週間前に行われた事前テストの初日に転倒!
コースサイドの壁に身体が直撃した衝撃で肋骨と右足を負傷!
今大会は怪我を負い身体が万全ではない状況下での参戦となりました。
レースウィークを通して天気予報は生憎の天候となり、迎えたレースウィーク初日はウェットコンディションでの走行となりました。
初めてのウェットでの走行でしたので色々と確認をしながら、マシンや路面コンディションのフィーリングを確かめながらFP1の走行を終了!
FP2では霧の影響でコース全域で視界不良となり、午後は全クラスの走行予定がキャンセルとなりました。
J-GP3クラス予選!
予選は雨こそ止んでいたものの、ウェットコンディションの中、35分間のセッションで行われました。
初日のウェットでの走行よりもコンディションが悪く、セッション序盤から転倒者が相次いでいました。
セッションも終盤に入ると他の選手も一気にタイムを上げてきます。
一時は7番手まで順位を下げましたが、周回毎にタイムを更新していき最終的には開幕戦同様の2番手で予選セッションを終えました。
J-GP3クラス ウォームアップ!
ウォームアップ走行は朝8時40分から15分間のセッションで行われました。
路面は濡れており、ウェットコンディションでしたが、コーナーによっては乾きはじめているところもあります。
中途半端で非常に難しいコンディションでしたので、無理はせず、決勝に向けてマシンの最終確認と尾野選手の身体の確認を行います。
ウォームアップ走行も周回毎にタイ ムを詰め、3番手でセッションを終えました。
J-GP3クラス決勝!
決勝は20周でドライコンディションの中、2番手グリッドからスタート!
スタートは無難に決めましたが、一時は4番手まで順位を落とします。
すぐに2番手に浮上、そこからレースはトップ2台での一騎打ちとなりました。
中盤から終盤にかけて尾野選手がトップでレースを引っ張ります。
迎えた最終ラップですが、バックストレートで前に出られ、そのまま抜き返すことができずに
僅か+0.099秒差で2位でチェッカー!
J-GP3クラス表彰式!
予選2番手から決勝では一騎打ちの攻防となり、相手マシンのポテンシャルが高くレース展開的に厳しい状況下となりました。
最後の最後までトライをしながら戦いましたが、勝負を制することができずに非常に悔しい2位表彰台となりました。
今大会は事前テストの転倒で怪我を負ってしまい、レースウィーク中も絶対に転倒ができない身体の状態でした。
攻めきれない状況下ではストレスが溜まるレースとなりました。
しかし、チャンピオンシップを考えれば2位にとどまれたので良かったと思います。
次戦は、身体を回復させ万全な状態で走れる姿を見たいです。
応援、よろしくお願い致します。
全日本ロードレース選手権開幕戦の模様はこちらで観覧できます。
2021年 5月 25日 火曜日
5月23日、名阪スポーツランドでミニバイクレース、オールスター第1戦が開催されました。
ウイルズウィンライダーの長谷部選手と木戸選手が出場しましたので報告させて頂きます。
FP4-stクラスに長谷部選手、木戸選手がエントリー!
バイクは長谷部選手、ヤマハ シグナスX!
木戸選手、キムコ RACING125FI!
4スト、スクーター50ccクラスに長谷部選手がエントリー!
バイクはヤマハ ビーノ!
FP4-stクラス予選!
長谷部選手 1位、木戸選手 2位
4スト、スクーター50ccクラス予選!
長谷部選手 1位
FP4-stクラス決勝!
スタートからウイルズウィンライダー2選手が上手く抜け出しそのまま
最後まで走り切りワンツーフィニッシュ!
長谷部選手1位!木戸選手2位!
4スト、スクーター50ccクラス決勝!
こちらもスタートから2位以下を引き離し独走で優勝!
世界の長谷部、相変わらずの速さで2クラスともにポールtoウィン!
FP4-stクラス決勝の模様はこちらで観覧できます。
4スト、スクーター50ccクラス決勝の模様はこちらで観覧できます。
2021年 5月 21日 金曜日
5月16日(日)鈴鹿サーキット(フルコース)にて鈴鹿サンデーロードレース第2戦が開催されました。
Team HIROのライダー2名、松田基成選手 (#76) 、市原一優選手 (#77)がJ-GP3クラスに参戦しましたので
紹介します。
松田基成選手 (#76)
市原一優選手 (#77)
J-GP3クラス予選!
今大会はフルコース開催ということで、15日(土)に予選が行われました。
20分間で行われた予選セッションでは小雨が降りましたが路面はドライコンディションでの予選となりました。
松田基成選手 (#76)
予選結果 総合21位 / 国内10位
市原一優選手 (#77)
予選結果 総合26位 / 国内15位
J-GP3クラス決勝!
決勝レース当日は終日雨が降っており、レースはウェット宣言が提示され、
決勝周回数が2周減算の8周回でウェットコンディションの中行われました。
松田基成選手 (#76)
決勝結果 総合14位 / 国内8位
市原一優選手 (#77)
決勝結果 総合20位 / 国内12位
ドライコンディションの予選、ウェットコンディションの決勝となった今大会、両選手共に現状の実力通りの結果となりました。
今季の前半戦のレースが終了し、課題がたくさん残る結果となりました。
後半戦に向けて良いスタートが切れるよう、期待します。
引き続き応援をよろしくお願い致します。
2021年 5月 06日 木曜日
4月24.25日、三重県 鈴鹿サーキットで全日本ロードレース選手権、第2戦が行われました。
南本宗一郎選手が出場しましたので紹介します。
今回の全日本ロードレース選手権、鈴鹿2&4レースは鈴鹿8耐に向けての出場権をかけた一戦となります。
出場車両はST1000クラスを戦う車両のままのYAMAHA、YZF-R1です。
レースは24.25日と2レースあります。
地元の鈴鹿ということもあり、目標タイムには届かないものの初日から自己ベストを更新するタイムで走行!
2日間のフリー走行では、ペースも上がってきて、セットアップも上手く進めていくことが出来ました。
予選!
目標タイムを決めてアタックを行いましたが、そのタイムには僅かに届かず、20番手となりました。
まだまだ1000cc上手く走らせるのは難しそうです。
レース1決勝!
先ずは鈴鹿8耐の参戦権利獲得を目標にスタート!
スタートを上手く決め周回しますが、3周辺りで後方で多重クラッシュが発生しセーフティーカーが介入する波乱の展開となりました。
一度気持ちを落ち着かせ、再スタート!
ペースが上がらないまま前方とは大きく離れてしまいそのままチェッカー!
上位陣の転倒等もあり、レース1は16位となりました。
レース中なかなか思うような走りが出来ず悔しいレースとなりましたが、第一の目標である参戦権利は無事獲得することが出来ました。
レース2決勝!
スタートから上手くペースを上げることが出来ず集団からおいていかれるレースとなってしまいます。
ラップタイムとしては安定こそはしていましたが、予選のタイムより遅いタイムでのレースとなり18位でチェッカーとなりました。
2レース共に悔しいレースとなってしまいましたが、経験値の少ない1000ccのレースを2ヒート戦えたことは、
今後のST1000でのレースに必ず生きてくるはずです。
また今回のレースで多くのデータを集めることができたのも収穫となったと思います。
次戦はスポーツランドSUGOでのレースとなります。
ST1000クラスとしては2戦目のレースとなります。
南本選手、得意なコースの一つでもあるので、楽しみです。
応援、よろしくお願い致します。
全日本ロードレース選手権開幕戦の模様はこちらで観覧できます。
4月24日 1レース
4月25日 2レース