月別アーカイブ:2022 9月

9月17.18日、岡山県・ 岡山国際サーキットでで全日本ロードレース選手権、第7戦が行われました。

ST1000クラスにとっては5戦目の大会となります。

南本宗一郎選手がST1000クラスに出場しましたので紹介します。


フリー走行

金曜日の2本のフリー走行では、車体のバランスをとることに重点を置き走り込みながら調整していきます。

事前テス ト走行よりタイムも伸び悩み、総合6番手で終えます。


予選

車体側で変更した部分が上手くマッチしてタイムを上げていきます。

予選中盤以降は決勝を想定したロングランを行い手応えを掴みます。

予選5番手で終了!


ウォームアップ

事前テストからずっと出ていたチャタリングを改善するためにレース前のウォームアップ走行で調整確認予定でしたが、夜中の雨でハーフウェットでの走行となり、調整できないまま決勝に挑むこととなりました。


決勝

5番グリッドからのスタート!

スタートは少し出遅れ1コーナーで行き場がなく押し出される形となってしまい8位まで順位を落としてしまいます。

丁寧に着実に1台ずつパスしていき3周目には4位まで挽回!

しかしトップ3台には5秒ほど離されてしまい単独4番手で周回を重ねていきます。

中盤以降、チャタリングが酷くなり厳しい走行となりましたが、何とかペースを維持して最後まで走り切りそのまま単独4位でのチェッカーとなりました。


南本選手、前戦オートポリスでの転倒の影響もあり、ランキング争いは3位以内の可能性はなくなってしまいました。

ランキングは残り1戦を残し、4位から4ポイントビハインドの5位につけます。
最終戦鈴鹿は南本選手の地元で大好きなサーキットです。

良い結果を期待しています。

9月17.18日、岡山県・ 岡山国際サーキットで全日本ロードレース選手権・第7戦(J-GP3クラスは第5戦)が行われました。

尾野選手がJ-GP3クラスに出場しましたので紹介します。


フリープラクティス

レースウィーク初日は30分間と40分間のフリー走行がドライで2回行われ、両セッション共にトップタイムで初日を終えます。

FP2では尾野選手が昨年記録したコー スレコードを上回るタイムを記録しました。


予選

ドライコンディションで40分間の予選が行われました。 

予選では自身のコースレコードを上回る事を目標にして臨みます。

セッション終盤に前後タイヤを履き替えタイムアタック!

全セクターで自己ベストタイムを記録し自身のコースレコードをー0.471秒縮めレコードブレイクで今季2度目のポールを獲得します。


ウォームアップ

今大会は台風の接近に伴い、当初15分間で予定されていたウォームアップセッションが各クラス5分間短縮の10分間のセッションで行われることになりました。

決勝レースの周回数につきましても、各クラス4周減算となり、J-GP3クラスは15周にて決勝レースが行われることとなりました。

ウォームアップセッションは、前夜に降った雨の影響で路面が濡れており、コースインしますが、1周を走って路面状況が悪いと判断し、走行をやめました。


決勝

決勝レースは15周回で行われました。

路面はドライコ ンディションになったものの、完全に乾いているかどうか不安を抱えてのスタートとなりました。

抜群のスタートをうまく決めホールショットを取ります。

レース序盤はペース配分した走行でレース後半での勝負に備えます。

レース終盤は#26選手との一騎打ちとなりましたが残り2周のところで赤旗中断となり、レースはそのまま成立となり尾野選手、ポールtoウィンで優勝となりました。


今大会の岡山ラウンドは昨年もポールtoウィンを飾っており2年連続のポールtoウィンとなりました。

予選での仕上がりは今季一番の仕上がりでコースレコードも大幅に更新しました。

今季3勝目でチャンピオンシップポイントでは2位に18ポイント差をつけ、最終戦に挑みます。

最終戦の鈴鹿も優勝して2年連続チャンピオンを目指してもらいましょう!

決勝の模様はこちらで観覧できます。

8月27.28日、大分県・ オートポリスサーキットで全日本ロードレース選手権・第6戦(J-GP3クラスは第4戦)が行われました。
尾野選手がJ-GP3クラスに出場しましたので紹介します。


フリープラクティス

レースウィーク初日は35分間のフリー走行が2回行われました。

FP1をトップタイムで終え、良いレースウィークのスタートを切ります。

FP2は小雨が降る中でのセッションとなり、確認程度の走行で終了!


予選

ドライコンディションの中、35分間で行われました。 

前日のフリープラクティスから車体のセッティングを大きく変更して予選に臨みましたが、序盤からタ イムアップに苦しみます。

車体とのバランスがうまくマッチングせず、ラストアタックの単独走行でなんとかタイムアップをしました。

順位は3位となり、トップから約1.2秒ものタイム差がある状態で悔しい予選となりました。


ウォームアップ

決勝当日、朝8時00分から20分間で行われました。 

前日に行われた予選セッションまでの悪いフィーリングを決勝までに解消する最後のチャンスです。

決勝レースを想定して、アベレージタイムの確認や、タイヤのフィーリングの確認をします。

確認を重点的に行い20分間の時間を有効的に使うことができ決勝に向け最低限の準備ができました。


決勝

決勝レースはドライコンディションの中、15周回で行われました。

#26選手がスタート直前にエンジンがストップしたことにより、レースは一時赤旗中断でレースディレイとなり、クイックリスタートで再び仕切り直しでの決勝レースとなりました。

フロントロー3番手グリッドから好スタートを決めホールショットを奪います。

オープニングラップから2台のバトルになり、レース序盤から2台での一騎打ちの展開となります。

レース終盤には最後尾からスタートした#26選手も加わる形となりましたが、最終ラップの接近戦を制して見事、優勝、今季2勝目を挙げました。

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尾野選手、昨シーズン劇的な逆転チャンピオンを果たしたオートポリスで接戦バトルからの優勝!
チャンピオンシップポイントでは2位に13ポイント差をつけ、チャンピオン2連覇に挑みます。

残り2戦の岡山ラウンドと鈴鹿ランウドが楽しみです。


決勝の模様はこちらで観覧できます。

8月27.28日、大分県・ オートポリスサーキットで全日本ロードレース選手権、第6戦が行われました。
南本宗一郎選手がST1000クラスに出場しましたので紹介します。


チャンピオンシップにおいても後半戦に向けて非常に重要な大会となります。

昨年は表彰台に上ったオートポリスですが、 今年はとても苦しい内容となりました。


事前テストから後半戦に向けてセットアップを試していきたかったのですが、オートポリス特有の気候のせいもありほとんど走行できずに終わってしまい全くと言っていいほどセットアップが進まずフラストレーションの溜まるフリー走行となってしまいました。


予選

1発タイムで目標タイムは出すことが出来ましたが、レースに向けたアベレージとしてはかなり厳しいものでした。

予選結果は7位となりました。


レース1決勝

7番グリッドからスタートし直ぐに6番手に浮上!更に5番手に浮上しトップを必死に追いかけます。

フィーリングも良く、上位を狙える走りでしたが、3周目の第2へアピンでまさかの転倒!南本選手自身も予想外過ぎる転倒だった様です。

直ぐに再スタートできましたが結果は22位となりました。


レース2決勝
スタート直後に後方にて多重クラッシュがあり赤旗となりました。

その後は14周から9周に減算されスプリントレースとなりました。

スタートを無難に決め5番手に上がります。

2周目には4番手まで上がりましたが、そこからは思うようにペースが上げられず、6番手まで順位を落とします。

最後までそのままの順位で6位チャッカーとなりました。


今大会は転倒に6位と、今季ワーストリザルトとなり、悔し結果となりました。

しかし直ぐに岡山ラウンドが迫っていますので気持ちを切り替え優勝目指して頑張ってもらいましょう。


8月27日レース1決勝の模様はこちらで観覧できます。


8月28日レース2決勝の模様はこちらで観覧できます。

8月7日、三重県鈴鹿サーキットで鈴鹿8時間耐久ロードレースが行われました。
南本宗一郎選手が出場しましたので紹介します。

出場クラスはSSTクラス

コロナ禍があったことで、鈴鹿8耐は3年ぶりの開催となりました。

今回はアケノスピードからのエントリーを予定しておりましたが、NCXXRacing with RIDERSCLUB より参戦となりました。

監督は93年の250ワールド チャンピオンの原田哲也さんが勤めます。

チームメイトにはアジア選手権ASB1000の伊藤選手、同じくアケノスピードからST600に参戦している後輩の井手選手の3人のライダーで出場となりました。


事前テストから鈴鹿8耐SSTクラスの優勝候補として、強さを示します。

原田監督の力もあり、注目度も非常に高かったです。
予選では3人の平均タイムから予選結果が決まることもあり、SSTクラスのポールポジションを獲得!

TOP10トライアル進出をひそかに目標にしていましたが、僅かに届かず総合では11位となりました。

それでもSSTクラスで総合11位という予選結果は 過去にもなく、チーム、ライダーの強さを示すことが出来ました。
決勝ではチーム内でアベレージも良かったことから南本選手がスタートライダーを担当します。

ルマン式のスタートを無難に決め、速いペースでSSTクラスでは トップを快走!

一時は総合8位まで順位を上げます。その後ライダー交代後にマシントラブルが起きてしまい緊急ピットインを余儀なくされ、 約15分ほどのロスをしてしまいます。
一時期はあきらめかけたチームでしたが、最後まで全員が諦めず必死に追い上げることだけを考え集中します。

最後はなんとかSSTクラスの表彰台争いまでは追いつきます。

さらにラスト1時間を切ってからクラス2位まで浮上し、8時間を走り切りチェッカーを受けます。

一時はトラブルで33番手辺りまで落ちましたが、全員の必死の追い上げで総合16位、SSTクラス2位表彰台獲得という成績で終えることが出来ました。


また、南本選手は1スティント目に出した2分9秒968というタイムが鈴鹿8耐SSTクラスのコースレコードとなりました。(世界選手権は決勝レース中のラップタイムがレコードに なる)。


• リザルト:https://www.suzukacircuit.jp/result_s/2022/8tai/

• RIDERSCLUB 特集記事:https://ridersclub-web.jp/column-759241/

• ブリヂストン 特集記事:https://ms.bridgestone.co.jp/special/ewc/fim-ewc-2022/8-sst

• 東京中日スポーツ 特集記事:https://f1express.cnc.ne.jp/suzuka8h/index.php?cat_id=30&teiko_id=308511

• Youtube レースLIVE映像: 金曜日:https://www.youtube.com/watch?v=Fe-H7hIIXow

• Youtube レースLIVE映像: 土曜日:https://www.youtube.com/watch?v=v9xkDrq01Og

• 伊勢志摩経済新聞:https://iseshima.keizai.biz/headline/3777/