8月11日(金) ∼ 13日(日) にインドネシア・マンダリカサーキットでFIMアジアロードレース選手権第4戦が行われました。
南本選手がSS600クラスへの出場しましたので紹介します。
今大会はインドネシア、ロンボク島マンダリカでアジア選手権としては初開催の舞台です。
MotoGPやWSBKも開催されている新設されたサーキットです。
ほとんどのライダーが初めてのサーキットという中でのレースでした。
もちろん南本選手も初めてです。
フリー走行
走り出しのFP1ではコースを覚えることを重点します。
海の近くにありコースは砂まみれでスリッピーです。
レイアウトは南本選手好みで走り出しからリズムよく走れていましたが、早々に転倒!
今回のコースはタイヤ的に非常に厳しくいつものブレーキのかけ方でスリップダウンとなりました。
FP2以降はコースに合わせたライディング、車体姿勢を見直し、レースに向けて取り組みました。
初日総合では12番手と遅れがありましたが、改善すべき箇所は明確だったのでとくに不安なく予選に挑みました。
予選
FPからの改善も上手くいき開始早々に良いタイムをマークし一時はトップに!
最終的には4位では終えます。
今年は予選でうまくいかないことが多かったのでまずまずの予選でした。
フィーリングも良く十分トップ争いができる手応えを感じました。
レース1
スタートは上手く決めましたが1周目にミスがあり6位まで順位を下げてしまいます。
そこから順位を挽回し更にトップ争いと思った矢先、後方のライダーに接触されまた大きく順位を下げてします。
そこからはさらにプッシュ し、なんとか4番手まで挽回、最終ラップで上位にリタイアが発生したため3位でチェッカーとなりました。
このレース、ライバルたちが後半でタイムを落とす中、南本選手は最終ラップがベストラップでした。
レース2に自信を持って繋げます。
レース2
スタートを決め2番手で入ります。
序盤は様子を見ながら3番手を走行!ラスト2周でトップに出るとスパートをかけます。
そのまま最後まで全開でプッシュ、最終ラップがファステストラップという走りで見事、優勝!
表彰
南本選手の優勝としては20年の全日本鈴鹿以来の優勝です。
また鈴鹿でしか優勝経験もなかったため今回のマンダリカでの優勝は格別!
今回は多くのライダーが初めてのサーキットというところで南本選手の順応性の高さを示すことができました。今年Moto2での初めてのサーキットの攻略の仕方を学べたことも大きい要因です。
今回の3位/1位のリザルトでランキングも2位と同ポイントの3位に浮上しました。
残り2ラウンド4レー スで十分に挽回も可能です。
引き続き応援、よろしくお願い致します。
FIM アジアロードレース選手権シリーズ第4戦の模様はこちらで観覧できます。
レース1
FIM アジアロードレース選手権シリーズ第4戦の模様はこちらで観覧できます。
レース2