カテゴリー:ニュース

5月26日、名阪スポーツランドでミニバイクレース、オールスター第1戦が開催されました。
ウイルズウィンライダーの長谷部選手が出場しましたので報告させて頂きます。


今回もFN4-50クラスとFP4stクラスの2クラスに出場しました。


FN4-50クラス、バイクはヤマハ ビーノ

FP4stクラス、バイクはヤマハ シグナス グリファス


予選

FN4-50クラス 1位

FP4stクラス 1位


決勝FN4-50クラス

スタートは2位に後退して周回します。

すぐにトップに浮上しますが、そこからトップ3台での激しい争いが始まります。

超接近戦でお互い一歩も引かない抜きつ抜かれつの展開となりました。

ワンミスで脱落する様なバトルとなりラスト3周のところでまさかの最初の犠牲者が長谷部選手となりエアピンで転倒!

最後は5位でチェッカーとなりました。


決勝FP4stクラス

スタートから抜群の飛び出しでトップで周回します。

シグナス グリファスの速さを生かしジワジワと後続を引き離します。

最後は独走で優勝!


今回、FN4-50クラスの転倒は長谷部選手にしては珍しかったです。

優勝狙いのしたたかなレースをせず、王者としてバトルを受けて立った結果で凄く面白いレースになりました。久々の敗戦となった長谷部選手、次戦からはまたギアを入れ直して修正してきてくれると思います。

また、報告させて頂きます。


FN4-50クラス決勝レースの模様はこちらで観覧できます。

FP4stクラス決勝レースの模様はこちらで観覧できます。

2024年4月28日(日)、近畿スポーツランドロードレースシリーズ m-tech杯 第1戦が開催されました。

WirusWinライダー民谷選手が出場しましたので紹介させて頂きます。


FN4&FPクラスに出場!

バイクはスズキ アドレスV125


FN4&FPクラス決勝

民谷選手、1コーナーを2位で通過します。

直後にトップが転倒し民谷選手がトップになります。

その後、2台でのトップ争いとなり民谷選手がレースを引っ張ります。

しかし終盤になり転倒したライダーの追い上げにより2位に後退!

そのままジリジリ離され最後は2位でチャッカーとなりました。


FN4&FPクラス決勝レースの模様はこちらで観覧できます。

4月20.21日と台湾の安定サーキットで台湾TSR選手権が開催されました。
WirusWinライダーの長谷部選手が出場しましたので紹介させて頂きます。

長谷部選手、今年一発目のレースは台湾からになります。

2024年から所属チームもSxAxS RACING TEAMに変わり新体制で挑みます。

レーシングスーツも派手派手カラーになりました。

今回も125Aクラスに出場します。

バイクは台湾メーカーで有名なSymのJET Sです。


予選

優勝候補の長谷部選手はかなり警戒されているので予選でも誰も合わして貰えず、単独走行となり6番グリッドとなりました。

決勝

無難にスタートを決め強引に順位を上げ5位で周回を重ねます。

上位のマシンはとても速く長谷部選手も必死に喰らいつきます。

中盤辺りでペースの落ちてきた4位の選手を抜き順位を4位にあげます。

その後は体力の消耗もあり、何とか4位をキープしてフィニッシュとなりました。

表彰式

新体制という事もあり、バイクの仕上がりがまだ完璧ではありませんでした。

次戦までの改善点も見つかり今後の巻き返しに期待です。

台湾TSR選手権、レースの模様はこちらで観覧できます。

2024年4月11日(木)~4月14日(日)、栃木県・モビリティリゾート もてぎにて全日本ロードレース選手権の開幕戦が行われました。
尾野選手がJ-GP3クラスに出場しましたので紹介します。
昨年、J-GP3クラスで3連覇を達成した尾野選手、今年は全戦全勝で4連覇達成を目指します。

プラクティス

4月とは思えない暖かさで天候に恵まれたレースウィークとなりました。

木曜日から練習走行が設けられ、両日合わせて30分間×計4本の走行は終始ドライコンディションで行われました。

しかしアジア選手権で負傷した身体の痛みに耐えながらの走行となりマシンのセットアップやタイヤ選択等にも苦しみ、とても厳しい2日間となりました。

予選

フリー走行での悪い流れを変えようと、心機一転気持ちを切り替えて臨んだ予選でしたが、色んなことがうまく噛み合わず、非常に厳しい予選となりました。

ドライコンディションの中、30分間のセッションでスタートしました。

序盤からトラブルに見舞われるなど理想の予選とはならず、セッション終盤まで下位に沈んでいる状況です。

残り10分でラストアタックに入りましたが、フィーリングが合わず、攻めきることができません。

なんとか最終ラップに予選のベストタイムを記録し、セカンドロー6番手で予選を終了!尾野選手とっては悔しい4年目のシーズンにして過去ワーストグリッドとなりました。

トップとの差も大きく決勝に向けては良くない予選となりました。

ウォームアップ

予選後にチームと話し合いを進め、セッティング変更を決断します。

更にライディングについても見直しをかけてセッションに臨みました。

 予選までは多くの不安を抱えながらの走行が続いておりましたが、ウォームアップでは嫌なフィーリングは解消され、予選よりも良いタイム記録します。

トップタイムでセッションを終え決勝前にしてようや く良い方向に向かいます。

決勝でどうにか勝負ができる明るい兆しが見えたウォームアップとなりました。

決勝

決勝は18周回、ドライコンディションで行われました。

尾野選手、このクラスに参戦を開始してから初めてのセカンドローからのスタートとなりましたが一気に2番手までポジションを上げます。

更にオープニングラップでトップに浮上し序盤から5台によるトップグループの形勢しながらの周回となりました。

集団の中でタイヤを温存しながらレース終盤に備えていましたが、想定よりもタイヤが厳しい状況となります。

ラストラップ暴れるマシンを何とかコントロールしトップ争いしますが、最後は順位を落とし悔しい4位でのチェッカーとなりました。

J-GP3クラス参戦4年目となる今シーズンこそ、全戦全勝達成を目標として臨んだ開幕戦でしたが、非常に厳しく苦しい一戦となりました。

怪我の影響で本来のライディングが発揮できず、予選を終えた時点では絶望的な状況でした。

ウォームアップセッションでようやく良いフィーリングを手に入れ決勝は最後までトップ争いができる状況にまでもってこれたのは良かったです。

次戦以降のレースでの巻き返しに期待します。

身体を万全にした王者のレースを見たいです。
応援、よろしくお願い致します。

全日本ロードレース選手権はこちらで観覧できます。

12月2日(土) ∼ 3日(日) にタイ・ブリラム国際サーキットでFIMアジアロードレース選手権最終戦が行われました。

南本選手がSS600クラスへの出場しましたので紹介します。
開幕戦以来のブリラム国際サーキットでです。

南本選手とって得意でもなく自信があるかというと微妙なサーキットです。

しかしランキングトップとの差が7ポイントまで接近しているのでどうにかして逆転タイトルを獲りたいという強い気持ちで挑みました。


フリー走行

FP1ではあまり感覚を思い出せなかったこともありイマイチな発進!

しかし徐々に1年間で積み上げてきたマシンとライダーがしっかりと機能し始めFP2,FP3とタイムアップ!

総合2番手タイムで初日を終えます。

トップタイムのチームメイトともにお互いを高めあいながらのセッションは非常に効率も良く、タイトル獲得にも後押しとなりました。


予選

非常にいいフィーリング、チームワークで迎えた予選!

ライバルたちがスリップストリームを使いアタックを行う中、常に単独でのアタックを行い、序盤からチームメイトとのワンツー体制を整えましす。

ラスト10分でニュータイヤを投入しラストアタックでトップタイムを叩き出し、ポールポジション獲得となりました。

このタイムはサーキットレコードを更新するタイムとなりました。

南本選手とっては初ポールで大変うれしい結果となりました。

タイムも飛びぬけていたのでレースも同じように淡々と走れば勝てるという自信のついた予選セッションでした。


レース1

自信をもって挑んだレース1、いつも通り抜群のスタートで予定通り先頭で周回します。

淡々と攻めることに徹し自分の仕事に集中します。

後方ではチームメイトがサポートに徹してくれました。

ラスト3周ほどで3番手を走っていた現状ランキングトップの選手のペースが落ち、チームメイトと2台で抜け出すことに成功!

そのままトップでチェッカー隣今季2勝目と同時に2ポイント先行でランキングトップに躍り出ました。

レース2では前でゴールしたほうがチャンピオン獲得という展開にまでライバルを追い詰めました。


レース2

レース2もレース1と同じ戦法でひたすら攻めて12周トップを守り抜くという作戦でスタート!

スタートを決め1周目から後続を引き離し、2周目には1秒差をつけ素晴らしい展開に持ち込みます。

その2周目にタイトルを争っている選手がまさかの転倒!

この時点で ほぼ南本選手のタイトルが確定となりました。

その知らせをサインボードで知りペースを少し落とし後方との差をコントロールしながら抑えての走りに徹します。

ラストラップ直前の最終コーナーでチームメイトにトップを譲り最後は無理せずにそのまま2位キープでチェッカーを受け、見事チャンピ オンを獲得!


前半戦は厳しいレースも多く、正直チャンピオン獲得は厳しい状況でした。

しかし、後半戦の第4戦インドネシアから車体ベースも決まり、ライダーも急成長!

後半戦は全レース表彰台という怒涛の追い上げで大逆転タイトルとなりました。

南本にとっては初タイトルでもあり、最高の週末となりました。

今年、南本選手は念願のヤマハ専属ライダーとなりいきなり1年目でアジアチャンピオンは凄い結果を残しました。

来年も楽しみと言いたいところですが、チャンピオンになった勢いで12月16,17日とMSBK(マレーシアスーパーバイク選手権)に参戦決定となりました。

最後の最後までレース漬けの南本選手!応援、よろしくお願い致します。


レース1はこちらで観覧できます。

レース2はこちらで観覧できます。