カテゴリー:ニュース

2024年5月24日(木)~5月26日(日)、宮城県 ・ スポーツランドSUGOにて全日本ロードレース選手権の第3戦が行われました。
尾野選手がJ-GP3クラスに出場しましたので紹介します。


プラクティス

タイヤテストとセットアップを進めます。

午前中は気温も高かったのですが、午後のセッションは風も強くて難しいコンディションでした。

初日は思い通りにタイムを詰めることができず、予選に向けては課題が多い一日となりました。

初日はトップから約0.3秒差の総合4番手タイム!

予選

予選セッションがドライコンディションで行われました。

今回はJSB1000クラスとST600クラスが2レース開催されることから、通常よりは遅めの開始となりました。

セッション序盤は無理をし過ぎずに単独走行!

セッション中盤はマシンのセットアップに時間を費やします。

セッション終盤のラストアタックでは、絶妙なタイミングでスリップストレームを使うことができ、今季初ポールポジションを獲得!


ウォームアップ

決勝レースに向けて試したかったセッティングに変更して走りまます。 

変更したことによってのメリットの部分が想定よりも少なく順位は4番手と決勝に向けてあまり良い感触ではありません。 

決勝レースは予選と同じセッティングに戻して戦うことを決めます。


決勝

決勝20周。ドライコンディション!

スタートがうまく決まりホールショットでレースを引っ張っていきます。

序盤は4台でのトップグループでしたが、中盤以降は3台でのトップ争いとなりました。

何度か抜かれますが、すぐにポジションを奪い返し常に先頭を走ります。

レースも残り2周のバックストレートで急に鹿がコース上に現れ、接触!

幸い転倒はありませんでしたが赤旗中断となりレースは規定周回数に達していた為成立見事、今季初優勝となりました。


表彰式

今季初ポールポジションを獲得からのポールトゥーウィン!

最後に鹿 が出てきたのは本当に衝撃的でしたが、幸い大きな事故にならなかって本当に良かったです。

優勝によりランキングも2位に浮上です。
アジア選手権と掛け持ちの尾野選手!

次戦は6月7日(金)~9日(日)、もてぎサーキットでアジア選手権第2戦、日本ラウンドです。

応援、よろしくお願い致します。

全日本ロードレース選手権はこちらで観覧できます。

5月26日、名阪スポーツランドでミニバイクレース、オールスター第1戦が開催されました。
ウイルズウィンライダーの長谷部選手が出場しましたので報告させて頂きます。


今回もFN4-50クラスとFP4stクラスの2クラスに出場しました。


FN4-50クラス、バイクはヤマハ ビーノ

FP4stクラス、バイクはヤマハ シグナス グリファス


予選

FN4-50クラス 1位

FP4stクラス 1位


決勝FN4-50クラス

スタートは2位に後退して周回します。

すぐにトップに浮上しますが、そこからトップ3台での激しい争いが始まります。

超接近戦でお互い一歩も引かない抜きつ抜かれつの展開となりました。

ワンミスで脱落する様なバトルとなりラスト3周のところでまさかの最初の犠牲者が長谷部選手となりエアピンで転倒!

最後は5位でチェッカーとなりました。


決勝FP4stクラス

スタートから抜群の飛び出しでトップで周回します。

シグナス グリファスの速さを生かしジワジワと後続を引き離します。

最後は独走で優勝!


今回、FN4-50クラスの転倒は長谷部選手にしては珍しかったです。

優勝狙いのしたたかなレースをせず、王者としてバトルを受けて立った結果で凄く面白いレースになりました。久々の敗戦となった長谷部選手、次戦からはまたギアを入れ直して修正してきてくれると思います。

また、報告させて頂きます。


FN4-50クラス決勝レースの模様はこちらで観覧できます。

FP4stクラス決勝レースの模様はこちらで観覧できます。

2024年4月28日(日)、近畿スポーツランドロードレースシリーズ m-tech杯 第1戦が開催されました。

WirusWinライダー民谷選手が出場しましたので紹介させて頂きます。


FN4&FPクラスに出場!

バイクはスズキ アドレスV125


FN4&FPクラス決勝

民谷選手、1コーナーを2位で通過します。

直後にトップが転倒し民谷選手がトップになります。

その後、2台でのトップ争いとなり民谷選手がレースを引っ張ります。

しかし終盤になり転倒したライダーの追い上げにより2位に後退!

そのままジリジリ離され最後は2位でチャッカーとなりました。


FN4&FPクラス決勝レースの模様はこちらで観覧できます。

4月20.21日と台湾の安定サーキットで台湾TSR選手権が開催されました。
WirusWinライダーの長谷部選手が出場しましたので紹介させて頂きます。

長谷部選手、今年一発目のレースは台湾からになります。

2024年から所属チームもSxAxS RACING TEAMに変わり新体制で挑みます。

レーシングスーツも派手派手カラーになりました。

今回も125Aクラスに出場します。

バイクは台湾メーカーで有名なSymのJET Sです。


予選

優勝候補の長谷部選手はかなり警戒されているので予選でも誰も合わして貰えず、単独走行となり6番グリッドとなりました。

決勝

無難にスタートを決め強引に順位を上げ5位で周回を重ねます。

上位のマシンはとても速く長谷部選手も必死に喰らいつきます。

中盤辺りでペースの落ちてきた4位の選手を抜き順位を4位にあげます。

その後は体力の消耗もあり、何とか4位をキープしてフィニッシュとなりました。

表彰式

新体制という事もあり、バイクの仕上がりがまだ完璧ではありませんでした。

次戦までの改善点も見つかり今後の巻き返しに期待です。

台湾TSR選手権、レースの模様はこちらで観覧できます。

2024年4月11日(木)~4月14日(日)、栃木県・モビリティリゾート もてぎにて全日本ロードレース選手権の開幕戦が行われました。
尾野選手がJ-GP3クラスに出場しましたので紹介します。
昨年、J-GP3クラスで3連覇を達成した尾野選手、今年は全戦全勝で4連覇達成を目指します。

プラクティス

4月とは思えない暖かさで天候に恵まれたレースウィークとなりました。

木曜日から練習走行が設けられ、両日合わせて30分間×計4本の走行は終始ドライコンディションで行われました。

しかしアジア選手権で負傷した身体の痛みに耐えながらの走行となりマシンのセットアップやタイヤ選択等にも苦しみ、とても厳しい2日間となりました。

予選

フリー走行での悪い流れを変えようと、心機一転気持ちを切り替えて臨んだ予選でしたが、色んなことがうまく噛み合わず、非常に厳しい予選となりました。

ドライコンディションの中、30分間のセッションでスタートしました。

序盤からトラブルに見舞われるなど理想の予選とはならず、セッション終盤まで下位に沈んでいる状況です。

残り10分でラストアタックに入りましたが、フィーリングが合わず、攻めきることができません。

なんとか最終ラップに予選のベストタイムを記録し、セカンドロー6番手で予選を終了!尾野選手とっては悔しい4年目のシーズンにして過去ワーストグリッドとなりました。

トップとの差も大きく決勝に向けては良くない予選となりました。

ウォームアップ

予選後にチームと話し合いを進め、セッティング変更を決断します。

更にライディングについても見直しをかけてセッションに臨みました。

 予選までは多くの不安を抱えながらの走行が続いておりましたが、ウォームアップでは嫌なフィーリングは解消され、予選よりも良いタイム記録します。

トップタイムでセッションを終え決勝前にしてようや く良い方向に向かいます。

決勝でどうにか勝負ができる明るい兆しが見えたウォームアップとなりました。

決勝

決勝は18周回、ドライコンディションで行われました。

尾野選手、このクラスに参戦を開始してから初めてのセカンドローからのスタートとなりましたが一気に2番手までポジションを上げます。

更にオープニングラップでトップに浮上し序盤から5台によるトップグループの形勢しながらの周回となりました。

集団の中でタイヤを温存しながらレース終盤に備えていましたが、想定よりもタイヤが厳しい状況となります。

ラストラップ暴れるマシンを何とかコントロールしトップ争いしますが、最後は順位を落とし悔しい4位でのチェッカーとなりました。

J-GP3クラス参戦4年目となる今シーズンこそ、全戦全勝達成を目標として臨んだ開幕戦でしたが、非常に厳しく苦しい一戦となりました。

怪我の影響で本来のライディングが発揮できず、予選を終えた時点では絶望的な状況でした。

ウォームアップセッションでようやく良いフィーリングを手に入れ決勝は最後までトップ争いができる状況にまでもってこれたのは良かったです。

次戦以降のレースでの巻き返しに期待します。

身体を万全にした王者のレースを見たいです。
応援、よろしくお願い致します。

全日本ロードレース選手権はこちらで観覧できます。