6月18日~6月20日、2021MFJ全日本ロードレース選手権第4戦が茨城県.筑波サーキットにて開催されました。
尾野弘樹選手がJ-GP3クラスに参戦しましたので紹介させて頂きます。

今大会の筑波ラウンドは2レース制の開催となり、シリーズ戦を大きく左右する一戦です。


































ウィーク初日のフリープラクティスでは両セッション共にマシンのセットアップとタイヤの確認作業を実施し
午後のFP2でのフィーリングも悪くなく初日の総合トップタイムで終えます。

J-GP3クラス予選
土曜日の予選セッションは予報通り朝から雨!
ウェットコンディションでの予選となりました。
今大会は2レース制の為、予選のベストタイムがレース1のスターティンググリッドとなり、
セカンドベストタイムがレース2のスターティンググリッドとなります。
セッション終盤でようやくペースを上げる尾野選手!
ラストラップに2番手までに浮上、レース1は2番手スタートとなり、セカンドタイムでは4番手タイムとなりました。

J-GP3クラス決勝レース1

レース1の決勝は予選の後の午後から、ウェットコンディションの中、20周で行われました。

2番手グリッドからスタートは序盤からトップのペースについていくのが厳しい状況!
6周目には4番手まで順位を落とします。

2位争いが接近している、コーナー立ち上がりで前者が尾野選手の目の前でハイサイド!
避けきれずに乗り上げてしまう形で転倒となります。

マシンの損傷している部分がありましたが、すぐに再スタートでレースに復帰しますが、24位でのフィニッシュとなりました。
レース1はノーポイントとなり非常に悔しい結果となりました。

J-GP3クラス決勝レース2
日曜日の朝のウォームアップ走行ではウェットパッチが残る中、ドライタイヤで走行しトップタイムで終えます。

レース2の決勝は20周でドライコンディションの中で行われました。
4番手グリッドからスタートし1コーナーで3番手に浮上!
更にヘアピン進入で2番手に浮上します。

しかしこの時点で既にトップとの差が僅かに開いています。
全力でプッシュをかけますが、周回毎にトップとの差が僅かに広がる苦しいレース展開!
最後まで単独2番手の走行となりそのままチェッカー!

J-GP3クラス表彰式
今大会は2レース開催ということでシリーズ戦において非常に大事なレースして臨んだ尾野選手!
テストから流れも悪くなく、レースウィーク初日もトップタイムで終えることができましたが、
予選とレース1でのウェットコンディションから少しずつ歯車が噛み合わなくなりました。
今シーズン一番悔しいレース内容となってしまいました。

今回、チャンピオンシップを考えると厳しい状況下となってしまいましが、
しかしシーズン最後まで何が起こるか解らないので、最後まで諦めることなく、残り3戦しっかりと戦ってくれます。
次戦はホームコースの三重県・鈴鹿サーキット!
挽回に期待します。
応援、よろしくお願い致します。

全日本ロードレース選手権の模様はこちらで観覧できます。
https://youtu.be/YG5siuAD65E

5月22.23日、宮城県.スポーツランドSUGOで全日本ロードレース選手権、第3戦が行われました。
南本宗一郎選手がST1000クラスに出場しましたので紹介します。

事前テストから調子が良く、順調にセットアップを進めます。
開幕前の怪我の状況も良好な南本選手、自信をもってレースウイークに入りました。


































レースウイークは天候に恵まれず、金曜日のフリー走行は1回目は雨の中行われました。
2回目は霧が発生したために視界不良となりキャンセルとなりました。
1回目のフリー走行がST1000での初のWETでの走行となりましたが、特段問題なく走らせることができ、
レインタイヤへの信頼も 得られ良いセッションとなりました。
7番手で初日を終えました。

ST1000クラス予選!
当日は雨が降ったり止んだりと中途半端な天候でしたが、ST1000クラス予選前には雨が止みます。
所々路面が乾いてくるという難しい中での予選セッションとなりました。
タイヤ選択が分かれる中、南本選手を含めたほとんどのライダーがスリックタイヤを選択!
徐々に乾いてくる路面を読み取りながらアタックをしていきす。
ラスト2周辺りでアタックを仕掛けていこうと考えていましたが、マシントラブルが発生!
ラスト5分でマシンが止まってしまいます。
そのままラストアタックが出来ないまま予選は終わり、結果は11番手となりました。

ST1000クラス ウォームアップ!
マシントラブルに関しては、予選後に修復完了!
決勝日は、ようやく天候が回復傾向になりました。
朝のウォームアップ走行は予選同様ハーフウェット!
レースに向けて変更点をあぶり出し、決勝レースへ挑みます。

ST1000クラス決勝!
スタートは無難に決め11番手で周回します。
直ぐに2台をパスし9番手に浮上、その後は毎周1台ずつパスして行き6番手まで上がりトップグループに加わわります。
レース中盤以降はトップグループの1台に転倒があり、4台での2位争いとなります。
何度か3位に上がりますが、ホームストレートで抜き返されるという展開!
そのままラストラップに入ります。
最後の勝負を仕掛けようとするもバランスを崩してしまい、勝負はできないまま4位でチェッカーとなりました。

ペースが良かっただけに、表彰台を狙えるレースでした。
予選でのトラブルで後ろからの追い上げのレースとなってしまいましたが、トップグループまで挽回し、レースが出来たことは良かったと思います。
ランキングは2戦終了時点で、トップ2選手とは差がありますが、3位です。
次戦は筑波での2ヒートレースです。
ランキングにもとても重要なレースとなります。

引き続き応援、よろしくお願い致します。

全日本ロードレース選手権開幕戦の模様はこちらで観覧できます。

5月21日~5月23日、2021MFJ全日本ロードレース選手権第3戦が宮城県.スポーツランドSUGOにて開催されました。
尾野弘樹選手がJ-GP3クラスに参戦しましたので紹介させて頂きます。

尾野選手、一週間前に行われた事前テストの初日に転倒!
コースサイドの壁に身体が直撃した衝撃で肋骨と右足を負傷!
今大会は怪我を負い身体が万全ではない状況下での参戦となりました。

レースウィークを通して天気予報は生憎の天候となり、迎えたレースウィーク初日はウェットコンディションでの走行となりました。

初めてのウェットでの走行でしたので色々と確認をしながら、マシンや路面コンディションのフィーリングを確かめながらFP1の走行を終了!
FP2では霧の影響でコース全域で視界不良となり、午後は全クラスの走行予定がキャンセルとなりました。

J-GP3クラス予選!
予選は雨こそ止んでいたものの、ウェットコンディションの中、35分間のセッションで行われました。
初日のウェットでの走行よりもコンディションが悪く、セッション序盤から転倒者が相次いでいました。
セッションも終盤に入ると他の選手も一気にタイムを上げてきます。
一時は7番手まで順位を下げましたが、周回毎にタイムを更新していき最終的には開幕戦同様の2番手で予選セッションを終えました。

J-GP3クラス ウォームアップ!
ウォームアップ走行は朝8時40分から15分間のセッションで行われました。
路面は濡れており、ウェットコンディションでしたが、コーナーによっては乾きはじめているところもあります。
中途半端で非常に難しいコンディションでしたので、無理はせず、決勝に向けてマシンの最終確認と尾野選手の身体の確認を行います。
ウォームアップ走行も周回毎にタイ ムを詰め、3番手でセッションを終えました。

J-GP3クラス決勝!
決勝は20周でドライコンディションの中、2番手グリッドからスタート!


































スタートは無難に決めましたが、一時は4番手まで順位を落とします。
すぐに2番手に浮上、そこからレースはトップ2台での一騎打ちとなりました。

中盤から終盤にかけて尾野選手がトップでレースを引っ張ります。
迎えた最終ラップですが、バックストレートで前に出られ、そのまま抜き返すことができずに
僅か+0.099秒差で2位でチェッカー!

J-GP3クラス表彰式!
予選2番手から決勝では一騎打ちの攻防となり、相手マシンのポテンシャルが高くレース展開的に厳しい状況下となりました。
最後の最後までトライをしながら戦いましたが、勝負を制することができずに非常に悔しい2位表彰台となりました。

今大会は事前テストの転倒で怪我を負ってしまい、レースウィーク中も絶対に転倒ができない身体の状態でした。
攻めきれない状況下ではストレスが溜まるレースとなりました。
しかし、チャンピオンシップを考えれば2位にとどまれたので良かったと思います。
次戦は、身体を回復させ万全な状態で走れる姿を見たいです。
応援、よろしくお願い致します。

全日本ロードレース選手権開幕戦の模様はこちらで観覧できます。

5月23日、名阪スポーツランドでミニバイクレース、オールスター第1戦が開催されました。
ウイルズウィンライダーの長谷部選手と木戸選手が出場しましたので報告させて頂きます。

FP4-stクラスに長谷部選手、木戸選手がエントリー!
バイクは長谷部選手、ヤマハ シグナスX!
木戸選手、キムコ RACING125FI!

4スト、スクーター50ccクラスに長谷部選手がエントリー!
バイクはヤマハ ビーノ!

FP4-stクラス予選!
長谷部選手 1位、木戸選手 2位

4スト、スクーター50ccクラス予選!
長谷部選手 1位

FP4-stクラス決勝!
スタートからウイルズウィンライダー2選手が上手く抜け出しそのまま
最後まで走り切りワンツーフィニッシュ!
長谷部選手1位!木戸選手2位!

4スト、スクーター50ccクラス決勝!
こちらもスタートから2位以下を引き離し独走で優勝!

世界の長谷部、相変わらずの速さで2クラスともにポールtoウィン!

FP4-stクラス決勝の模様はこちらで観覧できます。

4スト、スクーター50ccクラス決勝の模様はこちらで観覧できます。

5月16日(日)鈴鹿サーキット(フルコース)にて鈴鹿サンデーロードレース第2戦が開催されました。

Team HIROのライダー2名、松田基成選手 (#76) 、市原一優選手 (#77)がJ-GP3クラスに参戦しましたので
紹介します。

松田基成選手 (#76)

市原一優選手 (#77)

J-GP3クラス予選!
今大会はフルコース開催ということで、15日(土)に予選が行われました。
20分間で行われた予選セッションでは小雨が降りましたが路面はドライコンディションでの予選となりました。

松田基成選手 (#76)
予選結果 総合21位 / 国内10位

市原一優選手 (#77)
予選結果 総合26位 / 国内15位

J-GP3クラス決勝!
決勝レース当日は終日雨が降っており、レースはウェット宣言が提示され、
決勝周回数が2周減算の8周回でウェットコンディションの中行われました。

松田基成選手 (#76)

決勝結果 総合14位 / 国内8位

市原一優選手 (#77)

決勝結果 総合20位 / 国内12位

ドライコンディションの予選、ウェットコンディションの決勝となった今大会、両選手共に現状の実力通りの結果となりました。
今季の前半戦のレースが終了し、課題がたくさん残る結果となりました。
後半戦に向けて良いスタートが切れるよう、期待します。

引き続き応援をよろしくお願い致します。