2018年 6月 23日 土曜日
お世話になります。イツクマンです。
成田選手に続き、南本選手もスポーツランドSUGOで開催された全日本ロードレース選手権第4戦に
出場していましたのでレポートさせて頂きます。
全日本ロードレース選手権ST600クラスとしては今年2戦目になります。
SUGOは南本選手にとって好きなサーキットであり事前テストにおいても3番手タイムを計測!
ライダーマシンともに良いイメージを持ってウィークに入ることができました。
ゼッケン9が南本選手のマシンになります。
予選とレースはドライになる予報でしたので、しっかりと事前テストから変更したセッティングの確認を行い初日は総合7番手で終了!
ST600クラス予選!
予選は今大会初のドライコンディションとなりました。序盤から上手くペースを作っていきます。
しかし、直後に小雨がぱらつき、その中でのタイムアタックとなりましたが、集中してアタックを続けていきます。
最後はベストを更新して2番手!フロントローを獲得!
表彰台はもちろん優勝が望めるポジションです。
ST600クラス決勝!
スタートの反応は良く出だしは良かったのですが、加速で少し鈍ってしまいます。
2番手で1コーナーに進入!
トップを追いかけていきます。
トップに付いて行こうとする気持ちが強く、細かいミスが多くなってしまい、トップが逃げていきます。
そこからは4台での2番手争いになります。
南本選手、回りの相手に走りのリズムが上手く合わせられず、淡々と周回をこなしていく事が難しくなってきます。
後半になるとその状況はさらに厳しく、空回りしてしまってミスもありラスト2周で集団に少し差をつけられる形になってしまいます。
最後は5位でフィニッシュ!
今回はフロントローからのスタートということもあり、もう少し余裕があれば表彰台にも十分に立てるチャンスがあったレースでした。
まだまだ詰めが甘い所の発見がり課題が見つかりました。
次戦の筑波に向けてしっかりと改善できればと思います。
南本選手、表彰台に立つ日も近いでしょう!
応援、よろしくお願い致します。
2018年 6月 21日 木曜日
お世話になります。イツクマンです。
6月16日、宮城県にあるスポーツランドSUGOで全日本ロードレース選手権第4戦が開催されました。
今回もJP250クラスに成田選手が出場しましたのでレースレポート紹介させて頂きます。
成田選手にとって初めてのSUGOのレースとなります。
前日はプラクティス1.2があります。
プラクティス1ではコースを覚える事を基本にマシンの確認も行います。
コースは思ったより狭く高速での路面は悪くリズムを掴むのに少し時間がかかったものの6番手のタイムで終えます。
プラクティス2は雨が降りだし初コースいきなり雨での走行になります。
最初は慎重に走り徐々にペースを上げていきす。
しかし慣れた頃に豪快にハイサイドしてしまい転倒!
この転倒でハンドルが折れ、ステップや外装パーツが損傷してしまいす。
何とか夜まで時間をかけ修復し決勝日を迎えます。
JP250クラス予選!
当日は雨はやんでるものの路面はウェットコンディション!
朝一番で行われた予選もウェットでの走行となりました。
問題なくコースインして半周を迎えた所でまさかのエンジンストール!
そこから1度もエンジンがかかることなく予選が終わり未計測で予選終了!
前日の転倒で電気系のトラブルが発生してしまいました。
JP250クラス決勝!
修理は決勝時間ギリギリまでかかりましたがシフターまでの修理が間に合わずシフター無しで決勝を迎える事に!
さらに決勝は予選をタイム未計測で終了したためグリッドからのスタートが認められずピットスタート!
厳しい状況が続きます。
成田選手、決勝はピットスタートですので1人だけ大きく出遅れてスタート!
最後尾からファステストラップ、コースレコードを出しながら激しくプッシュ!
最後は総合14位、インター7位まで追い上げチェッカー!
今回のレースは1回の転倒から大きく流れが悪くなり予選、決勝と散々な結果になってしまいました。
しかし初めてのコースでレースではトップと変わらないタイムで走行していたのはさすがでした。
次は6月30日、筑波サーキットで第5戦が開催されます。
週をまたいで直ぐにレースですので悔しさそのままで今回の鬱憤を晴らしてほしいですね!
それでは、また報告させて頂きます!
2018年 6月 09日 土曜日
お世話になります。イツクマンです。
南本選手に続きサポートライダーの成田選手、小野選手も
6月2日、3日に開催されたアジアロードレース選手権シリーズ第3戦、日本ラウンドに
ワイルドカード参戦しましたのでレポートさせて頂きます。
成田選手、JP250クラスでしっかり実績を積んでアジア選手権に挑戦です。
ゼッケン92 マシンはCBR250RR
AP250クラスに参戦します。
バイクは突貫でアジア仕様にしましたが、フル参戦のワークスチームのバイクとはかなりの差がありました。
マフラーもウイルズウィンで急遽用意したアジア仕様!
今年からTeam HIROに加入した小野選手!
今シーズンは地方選をメインに出場していますが、本人の希望でエントリー!
実は小野選手、2015年にアジア選手権に出場していましたがレース中の事故により2016年は治療に専念!
2017年はリハビリを兼ねてドリームカップ参戦とようやく2018年、ワイルドカードではありますが、
再びアジア選手権に戻ってきた形となりました。
ゼッケン14、マシンはCBR250RR
AP250クラスに参戦します。
バイクは時間も無かったためJP250クラスそのままの仕様!
バイク差は歴然でかなり厳しいレースになりそうです。
こちらはピットウォーク時の様子です。
Team HIROのライダーが揃って出迎えてくれます。
成田選手!
金曜日はFPが3本あり1本目からマシンの状態確認とベースセット作りに専念しながら走行!
周りとの差や確認をしてセッションに取り組みます。
3本目に電気トラブルが発生で不安を残しての初日終了となりました。
小野選手!
こちらも1本目から周りとの差や確認をして調整!
転倒、トラブル無く初日を終了!
AP250クラス予選 成田選手
予選は30分で行われました。
序盤から位置取りに苦しみタイムを上げることが出来ず
電気トラブルも出てしまい11位で終了!
AP250クラス予選 小野選手
JP250仕様のバイクではさすがに厳しく23位で終了!
AP250クラスレース1
成田選手、電気トラブルが解決しないままスタート!
スタートは上手く切れたのですが序盤に後ろの集団に飲まれてしまいます。
中盤に抜け出したものの最後まで単独走行になってしまい11位でチェッカー!
小野選手!
無難にスタートを決めるもマシン差も大きく中々順位を上げるのが難しい展開!
ストレートでパスされる場面も多く26位でチェッカー!
AP250クラスレース2
成田選手、スタートから上手く行き1コーナーも良い位置で入れたのですが2コーナーでイン側から弾かれて
コースアウトしてしまい大きく後退!
落ち着いて徐々に追い上げて2位グループの最後尾に付けレースが進みます。
小野選手、レース2から成田選手が使用するアジア仕様のマフラーに変更!
パッシングポイントも増え集団のバトルにもしっかり参加していました。
最後はレース1より大きく順位を上げ19位でフィニッシュ!
成田選手、終盤を向かえラスト2ラップで2位グループの最後尾で10位!
最終ラップ突入で7位に、成田選手の渾身のスパートが伝わってきます。
さらに最終ラップ前半セッションで3台を抜き4位に浮上!
最終シケイン手前では3位に、最後はシケイン突っ込み勝負です。
成田選手ギリギリのブレーキングで飛び込みますがイン側から押し出されてしまいコースアウト!
何とか復帰し無事にゴール!最後は5位フィニッシュとなりました。
悔しいフィニッシュとなりまいたがスポット参戦のプライベートで5位は凄い結果です。
日本人最高位で、もちろんプライベートでも最高位!
成田選手、小野選手、今回のレースは多くの事を学ぶ事ができたと思います。
強くなれた部分もたくさんあると思いますので次戦に繋げてほしいです。
成田選手!次戦は全日本菅生ラウンドです。
それでは、また報告させて頂きます!
2018年 6月 06日 水曜日
お世話になります。イツクマンです。
6月2日、3日に開催されたアジアロードレース選手権シリーズ第3戦、日本ラウンドに南本選手が
ワイルドカード参戦しましたのでレポートさせて頂きます。
昨年まで参戦していたAP250クラスではなくアジア最高峰クラスであるSS600クラスへの初めての参戦!
楽しみな気持ちで挑みます。
FP1本目から普段は使用しないスリックタイヤで苦戦します。
初めて履くタイヤの内圧を合わせきれずに何度もピットインを繰り返してしまい
予選へ向けてあまり思うようなセットできませんでした。
SS600クラス予選!
軽くアジャストを行い、ソフトタイヤに履き替えてアタック!
何とかベストタイムは更新しましたがグリッドは13!
レース1では、レース2に向けた車体づくりを考えて挑みます。
SS600クラス レース1決勝!
スタートは上手く決まり9位辺りまで順位を上げますが、1周目でミスがありオープニングは12位で通過!
序盤から中盤辺りまではトップグループのペースも上がらず、集団の最後尾を走行!
終盤にかけてトップグループとは差が広がってしまい、最終ラップは4台の9番手争いに!
最後は9番手争いを制し9位でチェッカー!
SS600クラス レース2決勝!
レース1からマシンを少しだけアジャストしてレース2に挑みます。
スタートは少し失敗してしまいましたが、後半セッションで3台パッシングして挽回!
1周を終えたところで転倒者が出て赤旗中断となりました。
10ラップに短縮となってレース再スタート!
スタートは無難に決め12番手辺りで周回!
トップグループが常に見える位置でのレースでしたが差を縮めて行くことはできず
周回数だけが減っていき、そのまま12位でフィニッシュ!
南本選手!
両レースとも結果には満足はできませんが、内容としてはレース1からレース2でトップとのタイム差を
大きく縮めることができたり、レース中にハードタイヤでベスト更新と収穫もあったようです。
なにより今回アジアのトップライダーとレースできた事は非常に大きかったと思います。
南本選手!次戦は全日本菅生ラウンドです。
菅生テストでは調子が良かったので期待しています。
応援、よろしくお願い致します。
2018年 5月 31日 木曜日
お世話になります。イツクマンです。
5月27日、台湾の台南にある安定サーキットでTSR第2戦が開催されました。
WirusWinライダー、長谷部選手が出場しましたの紹介させて頂きます。
金曜の昼頃にサーキットに到着、休む所の無い忙しいコースレイアウトな安定サーキット!
今回も最高峰の125Aクラスにエントリー!
バイクはシグナスX!
DY社長の劉家昌さんがレース用マシンをいつも製作してくれています。
パーシャル域の扱いやすさがタイヤとライダーの耐久性アップ!
さらに決勝15分間のレースタイムを縮めるのに最も重要なので金曜、土曜とひたすら点火時期のセッティング!
予選は新品タイヤと少ない周回数に合わせ、前日テストした攻撃的な点火時期セッティングで挑みます。
2回のアタックで戦略通り見事、ポールポジションを奪取!
逆時計回りの安定サーキットは外側がポールポジションのグリッド!
決勝は16Lapを見据えたセッティングに変更し挑みました。
しかし長谷部選手!珍しくスタート不発!
順位を落とし4位で1コーナーに進入でそのままオープニングとレースが進みます。
長谷部選手!3位争いで苦戦している間にトップ2台が逃げていきます。
7周目、何とか3位に上がりファステストで猛追するも時既に遅し!
トップは遙か彼方に!
終盤、トップ争いをしていたチームメイトのハオ選手の転倒で長谷部選手、2位にポジションアップするもそのままチェッカー!
今回の安定サーキットはパッシングがほぼ不可能なコースでスタートでレースがほぼ決まってしまいました。
DY本社に帰って劉家昌さんが入れてくれたコーヒーで反省会!
次は7月に台湾レース出場します。
長谷部選手、得意なK1サーキット!
こちらも全力で挑んでもらいましょう!期待しています。
それでは、また報告させて頂きます!