2023年、一発目のレポートになります。
3月24-26日、タイ・ブリラムにあるチャーンインターナショナルサーキットでアジアロードレース選手権(ARRC)の開幕戦が行われました。
南本宗一郎選手が出場しましたので紹介します。
今年、南本宗一郎選手は念願のヤマハ専属ライダーとなりました。
主戦場もアジアとなりチームYAMAHA GEN BLU RACING TEAM ASEANからSS600クラスに参戦します。
バイク、レーシングスーツもヤマハライダーとなった事で見慣れたイエローカラーでは無くヤマハブルーがメインとなりました。
2年ぶりの600cc、6年ぶりのブリラムのサーキット、まずは慣れて感覚を取り戻していきます。
チームスタッフのおかげもありセッションを追うごとに良くはなっていきます。
しかしセッティングやらで完璧に600ccの走らせ方の感覚を取り戻すには時間がたりませんでした。
フリープラクティス
金曜日にはフリープラクティスが3度行われました。
アジアのライダーはなかなかプラクティスで後ろにつかせてくれず、走り方やセッティ ングの方向性のきっかけを見出すのが難しいです。
メカニックたちと話し、土曜の予選 とレース1は大きくは振らず、南本選手なりの戦い方で挑みます。
予選
予選用タイヤを履いてタイミングを見極めうまくタイムを出せるかがポイントです。
予選用タイヤの寿命は計測2周のみで非常に神経を使います。
南本選手、上手く集団に入ることができず思ったようなアタックができず予選は9番手!
今回の予選は次戦に向けてタイミングなどの勉強となりました。
レース1
9番グリッドから好スタートを決め一気に5番手まで上げます。
さらにポジションをあげ3番手で走行します。
中盤に差し掛かり7番手まで後退しますが、ファイナルラップで順位を上げ6位でチェッカーとなりました。
レース2
今回も好スタートを決め6番手1コーナーへ入ります。
1周目で4番手まで、2周目には3番手に上がり逃げるトップ2台を追いかけます。
ファステストラップを出しながらトップに追いつき2番手に上がります。
終盤に入りリズムが合わなくなり3位争いの展開になります。
最後は上手くペースコントロールをし、ラスト2ラップでペースを上げそのまま逃げ切り3位でチェッカーとなりました。
表彰式
2年ぶりの600ccで新しい環境での開幕戦を表彰台獲得で締めれたのは良かったです。
ベースのセッティングも出てライダーも十分に戦えるという自信がついたと思います。
次戦マレーシアではトップ争いを期待したいです。
レース1はこちらで観覧できます。
https://www.youtube.com/watch?v=6lMynJzd-W4
レース2はこちらで観覧できます。