4月28-29日、スペイン アンダルシア州にあるへレスサーキットでロードレース世界選手権MotoGP第4戦スペインGPが行われました。
第3戦に続き代役続投で南本選手がMoto2クラスへの出場となりましたので紹介します。
スペイン、へレスはMotoGPの本場!
熱狂的な観客や華やかなパドックに興奮です。
観客数も16万人以上とヨーロッパでのオートバイレースの人気が非常に高いことを身をもって体感できました。
プラクティス1.2.3!
未だになれないバイクに初めてのサーキットで苦戦はしましたが、着実にレベルアップしていることを確認できたウィークになりました。
コースは短めで周回数もこなせることから比較的早めに覚えることができました。
しかし、前半と後半でコースの雰囲気ががらりと変わるテクニカル なコースで、特に後半セクションは最後まで苦戦を強いられます。
プラクティス1ではトップから4秒差でしたが、プラクティス2では2.8秒差と大きく進歩して初日は終えることができました。
3戦目ということもあり、徐々にMoto2バイクの走らせ方も頭の中ではイメージが湧いてきて走るたびには良くなっていきました。
プラクティス3ではひとまず目標にしていたタイムで走ることができました。
予選!
セッティングは路面温度が上がりあまり良い方向にはいきませんでした。
しかし、タイムが出辛いコンディションでもベストタイほどのタイムでは走れ、29番手で終えます。
決勝!
スタートはフロントが浮きウィリーをさせてしい失敗!
直ぐに1周目の混戦を利用してなんとか挽回し27位で1周目を終えます。
しかし、ブレーキにジャダーが出ており、ブレーキングからターンインが上手く行きません。
ペースも落ち、集団から離されてしまいます。
レース半分くらいのところで徐々にジャダーが収まり、ペースを上げます。
終盤は他の選手とのバトルとなりタイヤが減ったラスト数周のペースは数人のライバルたちとは遜色ないペースで走れました。
最終的な結果は完走した中では最下位の26位でしたが、中盤以降に関してはとてもポジティブな内容となりました。
南本選手、ひとまず今回のスペインGPでMoto2への代役参戦を終えます。
小さい頃からの夢の舞台でもあったMotoGPを経験でき、また必ずこの舞台に強くなって戻ってきたいと強く感じました。
この経験を糧にアジア選手権に戻ります。
早速、今週からアジア選手権第2戦、マレーシアラウンドが始まります。
南本選手の活躍期待したいです。
応援、よろしくお願い致します。