11月4日(土) ∼ 5日(日) に中国・インターナショナルサーキットでFIMアジアロードレース選手権第5戦が行われました。
南本選手がSS600クラスへの出場しましたので紹介します。
アジアロードレース選手権は残り2戦となり、チャンピオンシップ争いも終盤に差し掛かり、重要な1戦となりました。
フリー走行
南本選手にとって中国は初めてのサーキットです。
思っていた以上に路面が悪く、ギャップも多くとてもバンピーなトラックでした。
またコース幅も狭く、パッシングポイントも少ないので難しいレースになるなと予想されます。
初日のフリー走行では、コースに慣れる、ヤマハのマシン特性に合うポイント、ライバルたちが速いポイントなども抑えながら精力的に走りこみます。
セットアップも大きくは変更せず、まずはコースに適したライディングを優先します。
タイムも徐々に安定し試したいことも確認でき充実した初日となりました。
フリー総合は7番手で終えます。
予選
迎えた予選では、コースに対しての難しい意識も薄れ序盤からいいフィーリングで周回します。
スリップなどを使いタイムアタックしたかったのですが位置取りばかりに集中するのも良くないと判断し終始単独の走行となりました。
初日からタイム更新しなんとか4番グリッドを獲得!
レース1
いつも通りスタートを上手く決めて順調にトップグループで周回します。
アベレージタイムはライバルたちが優れていましたが南本選手も必死に喰らいつきます。
車両特性の違いで速いところ遅いところが明確で勝つには厳しい展開です。
レース中盤で赤旗では一時中断となります。
再開は4周のスプリントとなりました。
南本選手はスタートからホールショットを奪います。
最後は接触寸前のバトルで3番手に後退しそのまま3位チャッカーとなりました。
レース2
スタートで3番手に上がりましたが、5番手に下げ1周目は終えます。
徐々に順位を上げますが、ブレーキが安定せず序盤はかなり手探り状態での展開!
後半に入り感覚を掴みレースに集中します。
レース1同様にホンダ3台とのトップ争いになりました。
ライバルのミスは絶対見逃さずラス ト3周で2番手に浮上!
ラスト2周で一度トップに立ちましたがすぐ抜き返されます。
最後までトップ奪還の機会を伺いますが、そのまま2位チェッカーとなりました。
今回も初めてのコースでとても混戦したレースとなりました。
ランキングは4レース連続の表彰台獲得でトップとのポイント差も7ポイ ントに縮まりました。
2位のライダーと同率の3位につけます。
シリーズチャンピオンも見えてきました。最終戦が楽しみです。
FIM アジアロードレース選手権シリーズ第4戦の模様はこちらで観覧できます。
レース1
FIM アジアロードレース選手権シリーズ第4戦の模様はこちらで観覧できます。
レース2