6月23日(金) ∼ 25日(日) に宮城県・スポーツランドSUGOにて開催されたFIMアジアロードレース選手権第3戦の日本ラウンドに尾野選手がスポット参戦しました。


昨年に続き2年連続の参戦になります。

今回も「 TVS ASIA One Make Championship 」 のワンメイククラスのレースへの出場です。
プラクティスから好タイムを連発して全てのプラクティスでトップタイムとなりました。


予選でも好調そのままに昨年の自身のコースレコードを大幅に更新しポールポジションを獲得!


決勝レース1

スタートからトップに立つと後続を引き離し2位に約6秒差をつけての独走優勝!


決勝レース2

トップに立ち独走状態を築き上げている最中、まさかのエンジントラブルでリタイアとなりました。

しかし決勝中にはレコードを更に更新しました。


全セッションでの完全制覇とはなりませんでしたが、高いポテンシャルを発揮してくれました。
今シーズンの参戦でまた新たな発見や経験値を上げる事ができたと思います。

後半戦は更に進化した尾野選手が見れそうです。

FIM アジアロードレース選手権シリーズ第3戦 日本ラウンドの模様はこちらで観覧できます。
レース1

FIM アジアロードレース選手権シリーズ第3戦 日本ラウンドの模様はこちらで観覧できます。
レース2


2023年6月16日~6月18日、茨城県・筑波サーキットにて全日本ロードレース選手権の第4戦(J-GP3クラスは第3戦)が行われました。

尾野選手がJ-GP3クラスに出場しましたので紹介します。


プラクティス!

金曜日は30分間の走行が2本。

土曜日は40分間の走行枠が2本ありました。

 午前中はセッション中盤にマシントラブルが発生してしまい、予定をしていたテストメニューを消化しきれませんでした。

午後のセッションは決勝レースと同じ時間帯だった為、レース周回数のロングランを実施し、フィーリングの確認をおこないます。

セッション終盤では予選想定のタイムアタックを実施したりと、非常に濃いセッション内容となりました。


予選!

筑波大会は通常のタイムスケジュールとは異なり、日曜日に予選と決勝がワンデーで開催されるスケジュールとなる為、普段とは若干違うメンタルコンディションとなります。

 セッション序盤から積極的にタイムを出してリズムを作ろうとしますが、フィーリングが悪く、タイムアップに苦戦します。

セッション終盤のラストアタックに向けて、マシンとライディングに修正をかけ、ラストアタックに入ります。うまくまとめることができ自己ベストタイムを大幅に更新し、ポールポジション獲得となりました。


決勝!

決勝は好スタートを切り先頭でレースを引っ張っていますが12周目に赤旗中断となりました。

レースは再び14周回で第2レースが行われました。

第2レースでも好スタートを切りトップを走行しますが、単独で逃げることはできず、後ろから追われる展開となります。

レース終盤を迎え厳しい状況でしたが、最後まで集中力を切らさずにそのまま一度もトップを譲ることなく見事、優勝!

筑波で念願のポールトゥーウィンを獲得し開幕から3連勝を達成!


表彰!

ここ筑波大会では過去2年一度も優勝できておらず、毎年2位でした。

予選では自己ベストタイムを更新しポールポジションを獲得!決勝は赤旗中断での2レース制となりましたが、最後まで集中力を切らすことなく、3年目にしてようやく筑波サーキットでの「勝利」を挙げることができました。

開幕から3連勝でシーズン前半を終えることができ、良い流れで後半戦が切れそうです!


全日本ロードレース選手権はこちらで観覧できます。

https://www.youtube.com/live/WUKtXso9iGQ?feature=share

6月17.18日と台湾の安定サーキットで台湾TSR選手権が開催されました。
WirusWinライダーの長谷部選手が出場しましたので紹介させて頂きます。


先月に続き、今季2戦目の台湾レースです。長谷部選手は今回も2クラスのレースに出場します。
TSRRCクラスと125Aクラスです。
バイクはどちらも台湾メーカー SYMのJET,SL

TSRRCクラス予選

6位

125Aクラス予選

2位

TSRRCクラス決勝

予選からテクニカルなコースと苦手意識からかなり苦しい流れでのスタートとなりました。

1周目4位まで順位を上げますが、転倒が続出した為、直ぐに赤旗中断となりました。

レース再開の2度目のスタート!

今度は長谷部選手が強引な突っ込みから転倒してしまい順位を大きく落としてしまいします。

少しずつ順位を挽回しますが、最後は7位でフィニッシュとなりました。


125Aクラス決勝


スタートとから2位をキープします。

トップのペースが速くついていくのが必死な長谷部選手!

徐々にペースに慣れ始めた時、トップが長谷部選手のプレッシャーからか転倒!

長谷部選手がトップに立ち徐々に2位以下を引き離していきます。

熾烈な2位争いを他所に上手く逃げ切りそのまま優勝!

前戦に続いての2連勝となりました。


表彰

今回はかなり厳しいレースとなりましたが、何だかんだ1レースは優勝するあたりは流石です。

次戦、8月のレースも同じ安定サーキットになりますのでかなり対策をしないと難しい感じです。

台湾TSR選手権、レースの模様はこちらで観覧できます。


5月27.28日と台湾のK1サーキットで台湾TSR選手権が開催されました。
WirusWinライダーの長谷部選手が出場しましたので紹介させて頂きます。


コロナの影響で4年ぶりの台湾レースの参戦となりました。

今回もいつもお世話になっているDY社長の劉家昌さんのチームから出場します。


長谷部選手は2クラスのレースに出場します。

TSRRCクラスと125Aクラスです。

バイクはどちらも台湾メーカー SYMのJET,SL

左がTSRRCクラス車両

右が125Aクラス車両


TSRRCクラス予選1位


125Aクラス予選2位


TSRRCクラス決勝

スタートから飛び出し2位との安全な距離を保ちながら危なげなく優勝!


125Aクラス決勝

スタートからトップの背後にピッタリ付き周回を重ねていきます。

抜きどころをしっかり見極め一瞬の隙を突き1コーナーの侵入でトップに立ちます。

一気にペースを上げ2位を離しそのまま優勝!


表彰

4年ぶりの台湾レースとなりましたが相変わらず長谷部選手の早さは際立っていました。

このまま今シーズンの台湾チャンピオンを獲得して欲しいです。

台湾TSR選手権、レースの模様はこちらで観覧できます。

2023年5月19日~5月21日、宮城県 ・ スポーツランドSUGOにて全日本ロードレース選手権の第3戦(J-GP3クラスは第2戦)が行われました。

尾野選手がJ-GP3クラスに出場しましたので紹介します。


プラクティス!

午前中のFP1はドライで の走行となりました。

FP2はウェットでの走行となり、セッションもグリップ不足に苦しみました。

しかしドライ、ウェットの両方のコンディションを走行できたことは良かったのです。


予選!

土曜日の朝は前日からの雨が降り続いておりましたが、次第に雨は止み予選セッション開始時はレインタイヤを装着して走行し残り時間10分のタイミ ングで新品のレインに交換をしてコースに出ます。

しかし予想以上に路面が回復 していた為、再度ピットに戻り、残り7分でドライタイヤに変更をしてラストアタック!

結果は2番手となりました。

ポールを逃してしまい悔しい予選とはなりましたが、難しい予選の中で、決勝に向けての最低限のことはできました。


ウォームアップ!

日曜日の大会当日は15分間のWUP走行が開始されました。 

前日の予選日とは天候が一転し、朝から快晴のドライコンディションでした。 

セッションを通して周回毎にタイムアップを上げていきます。

しかし公開テスト時と比べると約1秒も遅いタイムまでしか詰めることができませんでした。

結果は3番手タイムとなり、決勝に向けては70%ほどの仕上がり具合となりました。


決勝!

決勝は20周回のドライコンディションで2番手グリッドからスタート!

抜群の飛び出しでホールショットを決めます。

終始トップでレースを引っ張っていましたが、レース序盤に多重クラッシュが発生し赤旗中断となりました。

仕切り直しで第2レースが12周回で行われ、再びスタートからからホールショットを決め、常に先頭でレースをリードします。

終盤は3台によるトップ争いとなりましたが、ファイナルラップに両選手が接触し単独トップになり、そのままトップでチャッカー!

見事優勝しました。

最終ラップは接触に巻き込まれず、運も味方につけたレース結果となりました。


表彰台!

これまでSUGO大会は良い印象がなく、尾野選手にとって鬼門のサーキットでした。

結果的に公開テストから決勝レース終了まで無転倒で終えることができ、決勝は我慢のレースとなりましたが2連勝を達成しました。

次戦もこの勢いで「連勝」でチャンピオン3連覇を更に近づけてほしいです。

応援、よろしくお願い致します。


全日本ロードレース選手権はこちらで観覧できます。