2021年 7月 28日 水曜日
7月16.17日、三重県・ 鈴鹿サーキットで全日本ロードレース選手権、第5戦が行われました。
尾野弘樹選手がJ-GP3クラスに出場しましたので紹介します。
今大会は事前テストが無かった為に木曜日から フリープラクティスが設けられました。
初日の午前はウェット。午後はドライ!
30分しかない走行枠の中で序盤からのタイムアップを意識して走ります。
2日目も午前はウェットのため走行をキャンセル。
午後はドライとなり集中して初日のタイムをしっかりと更新して予選に向けて良い流れを作ります。
J-GP3クラス予選
ドライで30分間行われました。
気温も路面温度も前日を上回る暑さの中での予選セッションとなりました。
決勝を見据えて終始単独走行でタイムアタック!
計測2周目でベストタイムを出し、セッション終盤には更にタイムを詰め、ポールポジションを獲得!
J-GP3クラスウォームアップ
ウォームアップ走行は20分間で行われました。
決勝に向けての最終調整をしながらの走行となります。
20分間しかないセッションでしたが決勝を想定してロングラン!
ベストタイム、アベレージタイムをしっかり確認
レース後半のタイヤの状況の確認もでき、決勝に向けて全ての準備を整えます。
J-GP3クラス決勝
決勝はドライで13周。
スタートはホールショットを奪い先行逃げ切りの走行!
2周目からは速いタイムを刻みながら周回毎に2番手との差を広げていきます。
想定通りのレース展開に持ち込み最後までライディングだけに集中してゴールを目指しす。
最後は2番手に約14秒差で独走優勝!
大差をつけてポールトゥーウィンを飾り開幕戦振りの優勝で今季2勝目を獲得!
ウイニングランでは得意のウイリーを披露!
J-GP3クラス表彰式
今季2勝目と非常に嬉し結果となりました。
尾野選手、今大会は前戦の筑波ラウンドの鬱憤を晴らすべく、鈴鹿ラウンドに向けて準備を念入りに行い
見事な結果に繋げてくれました。
残り2戦となりましたが、最後までチャンピオン獲得を目指し、更にパワーアップして次戦でも良い走り期待しています。
応援、よろしくお願い致します。
全日本ロードレース選手権の模様はこちらで観覧できます。
2021年 7月 23日 金曜日
7月16.17日、三重県・ 鈴鹿サーキットで全日本ロードレース選手権、第5戦が行われました。
南本宗一郎選手がST1000クラスに出場しましたので紹介します。
今回のレースはST1000クラスとしては4戦目5レース目となります。
地元鈴鹿ラウンドは得意なサーキットで2019、20年とST600では2連覇してる相性の良いサーキットです。
また、6月に行われた4メーカーでのテスト走行では非公式ながらST1000クラスのレコードを更新!
自信をもってレースウィークに入りまました。
今大会は、木金と2日間のフリー走行が行われました。
6月のテストでの車体セットをベースにいろいろと模索していきますが、路面温度やコンディションの違い等で
なかなかタイムには繋げて行けず苦戦しましたが2日間の総合ではトップタイムでフリー走行を終えます。
ST1000クラス予選
予選では事前に変更したパーツがトラブルを起こしアタックラップでしたが仕方なくピットイン!
トラブル解消後は何とかタイムを出そうとしましたが、クリアラップが全く取れず、1周目に出したタイムで7位という予選結果となってしまいました。
またもや、予選が上手くいかず、フラストレーションの溜まる土曜日となってしまいます。
決勝日に行われる朝のウォームアップ走行では、積極的な走りで3番手タイムで終えます。
ST1000クラス決勝
3列目アウト側7番グリッドからのスタートです。
スタートは無難に決め、1ポジションアップの6番手で1コーナーへ入ります。
さらに5番手に上がりますが直ぐに刺し返され、1周目はそのまま6番手で終えます。
3周目で5番手に上がりトップグループを追いかけます。
周回毎に少しずつ距離を詰めるそんな中トップを争っていた2台が絡むように転倒!
ラスト4周で3番手に浮上します。
タイヤの消耗が激しくコントロールが大変でしたが最終ラップ、2位争いに挑みます。
ピタリと背後につけパッシングを試みますが、思うように伸びずそのままチェッカーとなり3位!
しかしレース後の車検で、2位の選手が車両の技術仕様違反となったため、最終的な正式リザルトは2位となりました。
ST1000クラスとしては初表彰台の2位を獲得でき良かったです。
南本選手は優勝を狙っていただけに悔しい結果だった様です。
ポイントランキングは67ポイントで同ポイントの2位につけます。
次戦は岡山です。テスト走行もあり、十分に走りこめます。
岡山サーキットも得意なコース、次戦こそは優勝を期待したいです。
引き続き応援、よろしくお願い致します。
全日本ロードレース選手権の模様はこちらで観覧できます。
2021年 7月 18日 日曜日
7月4日(日)鈴鹿サーキット(東コース)にて鈴鹿サンデーロードレース第3戦が開催されました。
Team HIROのライダー2名、松田基成選手 (#76) 、市原一優選手 (#77)がJ-GP3クラスに参戦しましたので
紹介します。
今大会のレースウィークは不安定な天候が続き、路面コンディションの変化が大きい週末となりました。
金曜日と土曜日の練習走行でも雨が降ったり止んだりとコンディションが安定しない中での走行となりました。
J-GP3クラス予選!
ウェットコンディションで行われました。
10分間で行われた予選セッションですが、両選手ともに周回毎にタイムは更新するものの、
タイムの上げ幅が非常に少なく、ライバル達に差をつけられる形で下位に沈んだ結果となりました。
松田選手 #76 総合14位 / 国内9位
市原選手 #77 総合17位 / 国内11位
J-GP3クラス決勝!
夕方から行われた15周の決勝レースはドライコンディションでスタートしました。
両選手共にスタートダッシュを決めることがポジションアップの最低条件です。
しかしスタートは上手く決まらず後方集団でのレースとなりました。
レースが8周目に入ったところで転倒車両により赤旗中断となり、仕切り直しとなったレース2は7周回で行われました。
レース2のスタートでは松田選手が積極的にプッシュし表彰台が狙える位置でのレースとなりましたが、
終盤にポジションをあげることができずにチェッカーとなりました。
市原選手もレース2で自己ベストタイムを更新でき成長が伺えたレースとなりました。
松田選手 #76 総合12位 / 国内7位
市原選手 #77 総合16位 / 国内10位
今大会も厳しい結果となったレースでした。
まだまだ課題が山盛りですが、しっかりと改善策を見つけ取り組んで頂きましょう!
次戦、鈴鹿サンデーロードレース第4戦は10月24日(日)に東コースにて開催されます。
引き続き応援をよろしくお願い致します。
2021年 6月 26日 土曜日
6月18日~6月20日、2021MFJ全日本ロードレース選手権第4戦が茨城県.筑波サーキットにて開催されました。
南本宗一郎選手がST1000クラスに出場しましたので紹介します。
今大会は、土曜日にレース1、日曜日にレース2と、2ヒート開催となり、シーズンも折り返しを迎え、
チャンピオンシップにとても重要な大会となります。
レースウィーク金曜日の走行はしっかりアベレージタイムは刻めており、
ドライでは自信をもってレースに臨めそうな南本選手!
ST1000クラス予選
迎えた土曜日は雨!
雨でも自信はあった南本選手ですが、筑波サーキットの雨に車体が全く合わず、大苦戦の予選となってしまいました。
何度もピットインしてアジャストを行いますが、真面にアタックをする間もなく終わってしまいました。
結果は13位!
狭く抜きどころの少ない筑波サーキットでのこの予選順位は非常に厳しいものとなりました。
ST1000クラスレース1
予選後にすぐに行われるレース1!
予選直後からセットアップの話し合いをし、マシンの調整をしてレース1へ挑むことになりました。
サイティングラップで変更した車体を確認し、グリッドに着きます。
予選時よりかなり雨量が多い中、スタート!
直後から転倒が発生し即座に赤旗中断となりました。
再スタートは1周目に 6番手まで順位を上げることに成功!
その後、5番手の選手をなかなか抜くことが出来ず、抜いた時には単独5番手!
最後までしっかり集中し5位でチェッカーとなりました。
予選の苦戦を考えれば、最低限の仕事は出来たレース1となりました。
ST1000クラスレース2
レース2は予選セカンドタイムの採用で12番グリッドからのスタートです。
スタートを無難に決め、直ぐに2台をパスし、1周目は9番手に付けます。
そこからは1周1台のペースでポジションを上げていき、6番手まで上がります。
5番手のライダーをパスするのに少してこずりますが、そこからはペースを上げ、
レース終盤に差し掛かるところで2位争いに追いつき4台での集団となります。
ペースに余裕はありましたが、なかなか前に出ることが出来ずにいましたが、4番手のライダーが転倒!
4番手に順位を上げ、表彰台を目指しペースアップを図ろうとしたところで赤旗となり
そのままレース成立、終了となってしまいました。
16周時点での結果が採用となり、レース1に続き、5位となりました。
前戦のSUGOに続き、表彰台を十分に狙えたレースだっただけに非常に悔しいレースとなってしまいました。
今後の課題は予選順位となります。
レースでは、十分にトップ争いが出来る実力がありますので。
ランキングはトップと17点差の5位でシーズンを折り返しとなります。
次戦は地元の鈴鹿サーキットです。
ST600では一昨年、昨年と2年連続優勝していますので今年も3年連続で優勝してほしいです。
引き続き応援、よろしくお願い致します。
全日本ロードレース選手権の模様はこちらで観覧できます。
2021年 6月 25日 金曜日
6月18日~6月20日、2021MFJ全日本ロードレース選手権第4戦が茨城県.筑波サーキットにて開催されました。
尾野弘樹選手がJ-GP3クラスに参戦しましたので紹介させて頂きます。
今大会の筑波ラウンドは2レース制の開催となり、シリーズ戦を大きく左右する一戦です。
ウィーク初日のフリープラクティスでは両セッション共にマシンのセットアップとタイヤの確認作業を実施し
午後のFP2でのフィーリングも悪くなく初日の総合トップタイムで終えます。
J-GP3クラス予選
土曜日の予選セッションは予報通り朝から雨!
ウェットコンディションでの予選となりました。
今大会は2レース制の為、予選のベストタイムがレース1のスターティンググリッドとなり、
セカンドベストタイムがレース2のスターティンググリッドとなります。
セッション終盤でようやくペースを上げる尾野選手!
ラストラップに2番手までに浮上、レース1は2番手スタートとなり、セカンドタイムでは4番手タイムとなりました。
J-GP3クラス決勝レース1
レース1の決勝は予選の後の午後から、ウェットコンディションの中、20周で行われました。
2番手グリッドからスタートは序盤からトップのペースについていくのが厳しい状況!
6周目には4番手まで順位を落とします。
2位争いが接近している、コーナー立ち上がりで前者が尾野選手の目の前でハイサイド!
避けきれずに乗り上げてしまう形で転倒となります。
マシンの損傷している部分がありましたが、すぐに再スタートでレースに復帰しますが、24位でのフィニッシュとなりました。
レース1はノーポイントとなり非常に悔しい結果となりました。
J-GP3クラス決勝レース2
日曜日の朝のウォームアップ走行ではウェットパッチが残る中、ドライタイヤで走行しトップタイムで終えます。
レース2の決勝は20周でドライコンディションの中で行われました。
4番手グリッドからスタートし1コーナーで3番手に浮上!
更にヘアピン進入で2番手に浮上します。
しかしこの時点で既にトップとの差が僅かに開いています。
全力でプッシュをかけますが、周回毎にトップとの差が僅かに広がる苦しいレース展開!
最後まで単独2番手の走行となりそのままチェッカー!
J-GP3クラス表彰式
今大会は2レース開催ということでシリーズ戦において非常に大事なレースして臨んだ尾野選手!
テストから流れも悪くなく、レースウィーク初日もトップタイムで終えることができましたが、
予選とレース1でのウェットコンディションから少しずつ歯車が噛み合わなくなりました。
今シーズン一番悔しいレース内容となってしまいました。
今回、チャンピオンシップを考えると厳しい状況下となってしまいましが、
しかしシーズン最後まで何が起こるか解らないので、最後まで諦めることなく、残り3戦しっかりと戦ってくれます。
次戦はホームコースの三重県・鈴鹿サーキット!
挽回に期待します。
応援、よろしくお願い致します。
全日本ロードレース選手権の模様はこちらで観覧できます。
https://youtu.be/YG5siuAD65E