6月26日、茨城県・ 筑波サーキットで全日本ロードレース選手権、第5戦(J-GP3クラスは第3戦)が行われました。
尾野弘樹選手がJ-GP3クラスに出場しましたので紹介します。


レースウィーク初日から気温が30度を超える厳しい暑さの中での大会となりました。

初日はフリー走行が2回行われました。

FP1ではセッション序盤にブレーキトラブルでコーナー進入にて転倒してしまいます。

マシン修復に時間がかかりFP2は転倒後の確認と、フィーリングの確認のみとなり初日を終えました。
レースウィーク2日目の土曜日は本来であれば予選が行われる日ですが、今大会はJ-GP3クラス以外の開催が無く、変則的なスケジュールとなります。

この日もフリー走行が2回行われました。初日に増して朝から気温が上昇し、とても厳しい暑さとなりました。FP3では良いフィーリングを走行していましたが、ヘアピンでスリップダウンしてしまいます。

FP4はタイヤの確認を主に行い、車体のセットアップも進めることができました。総合2番手で2日目を終えます。


J-GP3クラス予選

予選はスタート直後の転倒に巻き込まれるリスクや、レース序盤の展開等を考えると、最低でもフロントローを確保する必要があります。 

反面、午後から決勝が控えていることもあり、転倒でマシンを壊してしまうと決勝に影響しますので、いつもの予選とは違う気持ちで臨みます。

セッション中盤までタイムが伸ばせずにいたところ赤旗中断となりました。

再開したタイミングでうまくクリアラップが取れ、トップタイムを出し今シーズン初のポールポジションを獲得!

決勝レースに向けて良い流れを作ることができました。


当日は尾野選手が監督を務めるTeam HIROのキッズライダー達も応援にきてくれました。


J-GP3クラス決勝

気温30度超え、路面温度50度超えの厳しい暑さの中、25周の決勝がスタート! ポールから好スタートを切り、ホールショットを奪います。

4周目までトップを走行していましたが、5周目に抜かれて2番手に後退します。

後ろで様子を見ていましたが、タイヤが厳しくなり、2位死守にレース展開を切り替えます。

ラストラップに赤旗となり、23周目終了時点の順位で成立となり結果は2位となりました。

昨年2021年シーズンの筑波大会はアクシデントに巻き込まれてしまい、チャンピオンシップに大きく影響した鬼門のサーキットでした。

今シーズンの筑波大会は最善の注意を払いながら、決勝までのセッションを進めました。

今大会は 日曜日に予選と決勝が行われるワンデー開催となり、全日本選手権では初めてのタイムスケジュールでそれに加え、 レースウィークは終始30度超えの猛暑日となり、慣れない暑さの中で楽な戦いではありませんでした。

予選では今シーズン初ポールポジションを獲れたこと良かったです。

シリーズランキング は2位と4ポイント差のランキングトップで後半戦を迎えます。

次戦は8月28日(日)に大分県・オートポリスにて開催されます。


全日本ロードレース選手権の模様はこちらで観覧できます。

 
 

コメントは受け付けていません。