6月4.5日、宮城県 スポーツランドSUGOで全日本ロードレース選手権、第4戦が行われました。
尾野弘樹選手がJ-GP3クラスに出場しましたので紹介します。
レースウィーク初日は40分間のフリー走行が2回行われました。
両セッション共にウェットコンディションでの走行となり、レインタイヤでの走行は今シーズン初となります。FP1はセッション終盤にかけて路面状況が回復する中、うまく周回毎にタイムを詰めることができ、トップタイムでセッションを終えます。
FP2は雨量が非常に多かった為、マージンを持ちながら走行しす。
転倒者が多い中、無事に初日を終えます。
J-GP3クラス予選
予選はドライコンディションの中、35分間で行われました。
今大会は他クラスとのタイムスケジュールの兼ね合いでいつもより遅い時間帯からの予選スタートとなりました。
セッション序盤から良いフィーリングで自己ベストタイムを更新していきます。
この時点で3番手タイム!更なるタイムアップを試みましたが、攻めすぎてスリップダウンしてしまいます。
直ぐにピットに戻り、 チームの素早いマシン修復で再度コースインしマシンの確認を終え予選は3番手となりました。
J-GP3クラスウォームアップ
予選セッション後に再度マシンの各部の確認作業を行い、完璧な状態のマシンで決勝当日を迎えます。
ウォームアップではフィーリングをしっかりと確かめながら、周回毎にタイムを上げトップタイムでセッションを終えます。
決勝に向けてモチベーションを上げる走行となりました。
J-GP3クラス決勝
決勝はドライコンディションの中、3番手グリッドから好スタートをきめホールショットを奪います。
直後のコーナー進入で前に出られますが、 直ぐにトップを奪い返し、その後はトップでレースをリードしていきます。
6周目でランキングトップの選手の転倒により、トップ争いは2台のマッチレースになりました。
最後は約1.4秒差をつけて トップでチェッカーを受け、今シーズン初優勝を飾りました。
スタートから積極的に先頭でレースを引っ張り、最後まで粘り強いレースで今季初優勝!
ランキングもトップになりました。次戦の筑波大会は約1週間後に迫っております。
チャンピオン連覇に向け次も優勝して欲しいです。
全日本ロードレース選手権の模様はこちらで観覧できます。