2023年9月22日~9月24日、岡山県・岡山国際サーキットにて全日本ロードレース選手権の第7戦(J-GP3クラスは第5戦)が行われました。
尾野選手がJ-GP3クラスに出場しましたので紹介します。
プラクティス
初日は午前中が30分間。午後が40分間のフリー走行がおこなわれました。
曇り空の中、時には小雨が降 る場面もありましたが、両セッション共にドライコンディションでの走行ができました。
午後のセッションのタイムアタックでは昨年記録したコースレコードを-0.017秒更新!
予選に向けてポジティブなプラクティスとなりました。
予選
ドライコンディショ ンで予選を迎えます。
予選は40分間でおこなわれました。
コースイン1周目にシフタートラブルが発生!
セッション中盤までトラブルの改善に時間を要します。
タイムアタックを開始できたのは残り時間20分くらいでしたが早々に トップタイムをマーク!
残り10分のところで前後新品タイヤを装着し渾身のアタックで更にコースレコードを-0.327秒更新!
今季4度目のポールポジションを獲得します。
ウォームアップ
予選で発生したシフタートラブルですが、WUP走行でもセッション開始すぐにも発生!
ピットインしてシフトペダルの位置調整等をおこない、その後はセッショ ン終了まで周回を重ねます。
タイヤやサスペンションのフィーリングは良く、アベレージタイムも問題無しただ、シフトダウン時のフィーリングが悪く、いつも通りのシフトダウンが難しい状況でした。
トップタイムでセッションを終えることができましたがシフトの件だけは最後まで不安が残りました。
ピットウオークでは尾野選手のピット前は行列です。大人気です。
決勝
19周の決勝はドライコンディションでポールポジションから好スタートを切り、 ホールショットを奪ういます。
3周目に決勝レースの全体ファステストラップを記録し序盤から後続を引き離す理想のレース展開!
安定した早いペースで周回し独走状態を築いていきます。
しかし問題を抱えていたシフトダウン時のネガティブ要素が徐々出てきました。
ペースをキープするのが難しくなっていた矢先の9周目のコーナー進入でで転倒してしまいます。
再スタートは難しく悔しいリタイアとなりました。
尾野選手にとって今大会はシリーズチャンピオンが賭かった大会でした。
独走状態での転倒リタイアは非常に悔しい結果だったと思います。
チャンピオン獲得は持ち越しとなりましたが最終戦できっちり決めてくれる筈です。
シリーズタイトル3連覇獲得へ向け、残り1戦、鈴鹿大会楽しみです。
応援、よろしくお願い致します。
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