2022年11月3日~11月6日、三重県・鈴鹿サーキットで全日本ロードレース選手権の第8戦(J-GP3クラスは第6戦) (最終戦)が行われました。
尾野選手がJ-GP3クラスに出場しましたので紹介します。
フリープラクティス
事前の公開合同テストが無かった為、 レースウィークは通常より1日早い木曜日からフリー走行が行われました。
木曜日、金曜日のフリー走行でセッティングを詰めていきます。
朝晩は冷え込みましすが、日中は暖かく、天候にも恵まれた走行となりました。
初日はS字で軽い転倒がありましたが、4本のフリー走行で予選に向けての方向性を定めることができました。
予選
ドライコンディションで30分間の予選が行われました。
セッション序盤に自己ベストタイムを記録したところで赤旗が出され、セッションは一時中断となりました。
再びセッション再開となりましたが、マシントラブルが発生してしまい、再びタイムアタックをすることはできませんでした。
予選は3番手フロントローを獲得で終えます。
ウォームアップ
2年連続のシリーズチャンピオンがかかった決勝日!
最も早い時間帯からの走行ということで、気温も路面温度も低い状態のコンディションです。
予選でのトラブルも解消し決勝レースを想定してウォームアップは単独走行で最終確認とアベレージタイムの確認を行います。
トップタイムで走行を終え決勝に向けての準備を整えます。
決勝
決勝レースはホールショットを奪います。
その後、序盤から3台のハイペースでの三つ巴のバトルとなりました。
7周目に赤旗中断となり、仕切り直しのレースは5周で行われました。
レース2のグリッドは6周目終了時点の順位となり2番グリッドからのスタートになりました。
レース2でもスタートを決めてホールショットを奪います。
再び三つ巴のレース展開となりましたが、冷静な判断で無理をせず表彰台獲得に切り替えレースを進めます。
最後は僅かな差で2位争いに競り勝ち、2位表彰台を獲得し、2年連続のチャンピオンを獲得となりました。
表彰式
シリーズランキングではトップで最終戦を迎え、2位には18ポイント差をつけていました。
9位以上であればチャンピオンが決定する条件でしたが「優勝したい」と「チャンピオン取りたい」とメンタルコントロールが難しい最終戦となりましたが決勝では冷静に展開を見る辺りは、さすがチャンピオン!
強さと余裕を感じさてくれました。
今季は優勝3回、2位3回、コースレコード1回と文句無しの成績で2連覇を成し遂げてくれました。
尾野選手!チャンピオンおめでとう!
来季はこのままの勢いで3連覇を期待したいです。
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