お世話になります。イツクマンです。
FIMロードレース世界選手権、第6戦が5月20日(金)~22日(日)にイタリアのムジェロサーキットで開催されました。
各チームの設営も完了した頃には、凄い光景になります。
ヨーロッパでのモータースポーツの盛り上がりが分かりますね!
前回のレースまで転倒が多く続いていた為、今回のレースは車体のセッティングを変えて初日を迎えます。
FP1は雨は降っていませんでしたが路面は濡れていたのでレインタイヤでの走行となりました。
ウェットコンディションの為、車体の良し悪しを判断するのが難しい状況でしたがウェットでの感触は良く2番手で終了!
午後からのFP2では完全にドライとなり車体のフィーリングを正確に判断することができ
前回のレースまで苦しんでいたブレーキング時の安定性やグリップ感が良くなりタイムも楽に出せる様になってきました。
そして何と!
FP2では キャリア初となるトップタイムを記録して初日総合トップで終了!!
ライブ映像ではトップタイムをマークしている尾野選手がたくさん写っていました。
ファステストラップ連発で注目度もアップです!
イタリアの新聞では、日本のプロ野球の様にMotoGPが取り上げられています。
moto3のプラクティスでのタイムも載っており一番上には尾野選手の名前が!
ヨーロッパでは、国民が興味を持つ1つのニュースです!
スマートフォンでもFP1から決勝まで観る事が出来ます!
たくさん尾野選手が写る姿が見たいですね。
注文選手になるとピット内での様子も写し出されます。
2日目のFP3はセッション終盤で予選に向けてコンパウンドの違うタイヤを試します。
中速コーナーでのグリップが増しタイムを上げる事に成功!
予選!
予選は路面温度43度とレースウィークで最も路面温度が高い中で行われました。
FP3から比べると路面温度が倍近く上がったので高速コーナーではバイブレーションが発生!
セッション中にセッティングをアジャストして最後のタイムアタックに望みましたが
57秒台に入れることができず決勝グリッドは11番手!
決勝日のウォームアップでは決勝に向けてさらにセッティングを変更してマシンの状態を詰めていきます。
スタートが上手く決まり終始トップグループでのレース展開となります。
何度かトップで走行するシーンもあり観戦する私達も大興奮!
20台近くが最後までトップ争いする超接近戦で至る所で接触する場面がありました。
応援にも力が入る中、最終ラップの1コーナーで尾野選手、順位を下げてしまいます。
最後は必死に追い上げたものの6位でゴールとなりました。
しっかりポイントを獲得できましたが優勝、表彰台が届きそうな位置にいただけに悔しい6位となりました。
3日間通して調子も良く内容の濃いレースウイークで今後の手応えも掴めたのではないでしょうか!
この調子で次戦も期待したいですね!
これからも応援よろしくお願い致します。
それでは、また報告させて頂きます!