お世話になります。イツクマンです。
ロードレース世界選手権、第4戦が4月22日(金)~24日(日)にスペインのへレスサーキットで開催されました。
今大会からヨーロッパラウンドに入り恒例の各チーム豪華トランポが並びます。
雰囲気もがらっと変わりますね!
ヨーロッパラウンド!その最初の舞台となったのは一周4.423kmのへレスサーキット!
このサーキットはシーズン前にオフィ シャルテストが実施されており、各ライダー走り慣れたサーキットでハイレベルなバトルが期待できます。
こちらは、MotoGPで使用されているRC213Vを公道で走行出来る様にした、RC213V-Sです!
バイク好きにはたまらない一品!1度で良いから乗ってみたいバイクですね!!
尾野選手が乗るバイクには「がんばろう、九州!」のステッカー!
被災地に向けたメッセージが込められています。
尾野選手が全力で走行する姿をお届けします。
前戦で負った右足の状態は一週間のインターバルで痛みが減り、前回のレースに比べるとかなり回復!
初日は、前戦からステムのみを変更し車体ディメンションは変更せずにハンドルポジションだけを下げコースイン!
調整によりコーナー進入時の安心感が増しフロントに加重をのせれるようになりました。
しかし怪我の影響で右のステップ移動ができずライディングフォームもいつもと違いバンク角が十分に取れない状況です。
2日目はライディングの修正に取り組みます。
ラインの変更とスロットル操作を変更でリズム良く走れるようになってきました。
予選はトップから1.3秒落ちの19番手
最低でもトップと1秒以内を狙っていましたが一歩及ばずです。
決勝日のウォームアップは霧の為35分遅れでセッションがスタート!
コンディションの確認をしながらタイムを詰めていきます。
ウォームアップは3番手タイムで終え決勝に向けて良い流れを掴みます。
いよいよ決勝!グリッドに付きます。
カメラを向けられニッコリ!調子の良さが伺えます。
ホームストレートを見てスタートのイメージ!
集中力を一気に高めます。緊張感が伝わってきますね!
7列目から迎えた決勝!
1周目を上手く処理して17位まで順位を上げます。
しかし3周目に突入した6コーナーの立ち上がりで前車の転倒を避けてグラベル側にコースアウト!
その際に後続から追突され転倒!尾野選手はバイクの下敷きになり動けず、そのままリタイアとなりました。
この転倒で怪我をしている右足がバイクの下敷きになってしまい良くなっていた足をまた痛めてしまう事となりました。
決勝では追い上げを狙っていただけに悔しい結果となりました。
第5戦フランスGPまでは一週間のインターバルがあるので身体を回復させ少しでも万全な状態で次戦に臨んでほしいですね!
それでは、また報告させて頂きます!