2023年6月16日~6月18日、茨城県・筑波サーキットにて全日本ロードレース選手権の第4戦(J-GP3クラスは第3戦)が行われました。
尾野選手がJ-GP3クラスに出場しましたので紹介します。
プラクティス!
金曜日は30分間の走行が2本。
土曜日は40分間の走行枠が2本ありました。
午前中はセッション中盤にマシントラブルが発生してしまい、予定をしていたテストメニューを消化しきれませんでした。
午後のセッションは決勝レースと同じ時間帯だった為、レース周回数のロングランを実施し、フィーリングの確認をおこないます。
セッション終盤では予選想定のタイムアタックを実施したりと、非常に濃いセッション内容となりました。
予選!
筑波大会は通常のタイムスケジュールとは異なり、日曜日に予選と決勝がワンデーで開催されるスケジュールとなる為、普段とは若干違うメンタルコンディションとなります。
セッション序盤から積極的にタイムを出してリズムを作ろうとしますが、フィーリングが悪く、タイムアップに苦戦します。
セッション終盤のラストアタックに向けて、マシンとライディングに修正をかけ、ラストアタックに入ります。うまくまとめることができ自己ベストタイムを大幅に更新し、ポールポジション獲得となりました。
決勝!
決勝は好スタートを切り先頭でレースを引っ張っていますが12周目に赤旗中断となりました。
レースは再び14周回で第2レースが行われました。
第2レースでも好スタートを切りトップを走行しますが、単独で逃げることはできず、後ろから追われる展開となります。
レース終盤を迎え厳しい状況でしたが、最後まで集中力を切らさずにそのまま一度もトップを譲ることなく見事、優勝!
筑波で念願のポールトゥーウィンを獲得し開幕から3連勝を達成!
表彰!
ここ筑波大会では過去2年一度も優勝できておらず、毎年2位でした。
予選では自己ベストタイムを更新しポールポジションを獲得!決勝は赤旗中断での2レース制となりましたが、最後まで集中力を切らすことなく、3年目にしてようやく筑波サーキットでの「勝利」を挙げることができました。
開幕から3連勝でシーズン前半を終えることができ、良い流れで後半戦が切れそうです!
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