4月20日、鈴鹿サーキット本コースで開催されましたMini Moto 4h耐久ロードレース無事
終了しましたので報告させて頂きます。
今回の出場ライダーは
11号車が長谷部選手、南本選手
22号車が兵頭選手、WirusWinボス、ポンジ選手
鈴鹿サーキットには前日の19日から入りました。
この日は練習走行、選手受付、車検等諸々たくさんあり大忙し!
到着して直ぐにゼッケンを貼ったりステッカーを貼ったりと準備を進めます。
11号車、22号車見た目は同じGROMですが、実は22号車はMSX125になります。
今回、GROMとMSX125を2台同時でレース車両に仕上げるため進めてきましたが、
使用されている純正パーツが結構違っている事が確認できました。
こんな機会じゃないと分からない事だったので凄く勉強になりました。
練習走行ではマップの確認、ファイナルの確認!
ライダー同士でいろいろ話し合い最終チェック。
今回使用したインジェクションコントローラーは
11号車がspeedtek製のaRacer、フルコンタイプ
22号車がWirusWin製のMAP MAKE、サブコンタイプを使用しました。
特徴としまして
aRacerはコースの各セッション事にこと細かくマップが製作できます。
キリがないくらい弄れるので上級者向きです。
MAP MAKEは無線でマップの書き換えが簡単にできるのでサクサクセットアップができます。
かなり扱いやすい商品ではないでしょうか!
aRacerもMAP MAKEも近日中に発売しますのでよろしくお願いします。
最終的に2台ともトップに絡めそうなぐらいに仕上がり決勝が楽しみです。
予選は、タイムアタック方式
11号車、長谷部選手がアタックして13番手
22号車、兵頭選手がアタックして21番手でした。
ポジションとしては上々ではないでしょうか!
スタート前の様子!
11号車、左から南本選手、WirusWin部長の村上さん、長谷部選手!
22号車、左からポンジ選手、スタッフのアディア、兵頭選手!
決勝は雨の中のウエットコンディションで行なわれました。
決勝がスタートして第一ライダーの長谷部選手、兵頭選手は先頭集団の一番後ろ当たりで走行。
先頭集団と言っても軽く30台はいます。
今回、WirusWin Racingの目標はクラス優勝、願わくば1、2フィニッシュ!
総合優勝狙いも考えましたが準備期間も短く、まだまだ未知なバイク、あまり欲張らず
GROMクラス初年度はとりあえず目標設定はクラス優勝!
長谷部選手、兵頭選手、作戦通り先頭の危険なバトルへの参加は回避してその後ろで様子を見ながら走行。
先頭集団も1時間後、バトルの末残ったのが20台程、当然、長谷部選手、兵頭選手は残っています。
長谷部選手、兵頭選手、闘争心固まりの御二方ですがよくバトルに参加せず辛抱してくれました。
順調!順調!
スペイン選手権で活躍されている尾野弘樹選手も応援に駆けつけてくれました。
生き残りをかけたバトルをヒヤヒヤしながら場外モニターを見つめる尾野君、アディア、WirusWin副部長の中井さん。
作戦通り2台が同時にピットインして第二ライダーの南本選手、WirusWinボスに交代です。
只今の順位は20番てあたり。3位のGROMとは40秒程アドバンテージがあります。
ここからさらに作戦を進めて行きます。
体重40キロ台の軽量の南本選手、WirusWinボスがスリップを使い合って一気に順位を上げて行きます。
必至に全日本ライダー南本選手に付いて行くWirusWinボス!
順調!順調です。
3位のGROMと2ラップの差を開けて作戦通り2台が同時にピットイン!
第三ライダーの長谷部選手、ポンジ選手に交代です。
3位のGROMに対しかなりの貯金ができたのでここからはエンジンとタイヤに負担をかけない
ステディな走りに作戦切り替えです。
耐久レースでは未知数なGROMここから先も何が起こるかも分かりません。
慎重にレースを進めていきます。
最後のライダーチェンジで再び南本選手、WirusWinボスです。
参加した全員が思いを一つにして作業に取り組んでいます。
考えられるすべてのペナルティにスタッフ、ライダー全員が注意を払い最高の形でフィニッシュ
できる事を願います。
最後は南本選手、WirusWinボス、堅実な走行で走りきりゴール!
見事、GROMクラス1位、2位を独占する事ができ目標達成できました。
ライダーにはかなり我慢してもらうレースとなり申し訳無い気持ちですが、
何とか表彰台に立ててもらう事ができホッと心を撫で下ろしています。
これで来年の目標はGROMで総合優勝ですかね。
ライダーには思う存分、ガチバトル参加して頂きましょう!
11号車!!
優勝した長谷部選手のコメントです。
11号車!!
優勝した南本選手のコメントです。
今回、Mini Motoに向けて中心となってバイク作りに励んでくれた吉田君と垣内君。
毎晩遅くまで有り難うございました。
彼らの影の努力があってこその今回の結果です。
結果の裏に彼らスタッフの存在がある事を決して忘れず感謝したいです。
参加して頂いたWirusWinスタッフ、WirusWin関係者の皆様、有り難うございました。
今回もサポート、スポンサー協力して頂いた企業様、メーカー様有り難うございました。
最高の結果でレース終える事ができました。
ようやく最高の舞台でアピールする事ができ嬉しく思います。
今後も期待に御応えできる様、努力して参ります。
さて次は、4月26日、27日は九州のオートポリスで南本総一郎選手の全日本ロードレースです。
今年からWirusWinがサポートする南本総一郎選手!期待したいます。
また報告させて頂きます。